JR東日本仙台支社は、「松島周辺の観光拠点整備推進に関する包括連携協定」にもとづき、宮城県および松島町と整備を進めてきた仙石線の松島海岸駅に関して、新駅舎・新ホームの使用開始が11月15日始発からに決定したと発表した。
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新駅舎正面イメージ(提供 : JR東日本仙台支社)
松島海岸駅の新駅舎は鉄骨造3階建て、延床面積約670平方メートル。おもな設備として、1階に「話せる指定席券売機」と自動券売機、自動改札機、多機能トイレ(バリアフリートイレ)、旅客用トイレ、1番線新設ホーム用エレベーター、待合・観光案内スペース、店舗(物販店)を設置。2階に店舗(ベーカリー・カフェ)、3階に1番線新設ホームへの連絡口(エレベーター・階段)、展望スペースが設けられる。
待合・観光案内スペースは、周辺の観光案内情報を発信するディスプレイを設置するなど、待合室と観光案内機能を兼ね備えたスペースとする予定。観光案内機能については12月1日からの運用開始を予定している。
1番線新設ホームは長さ約85m。2番線既設ホームにエレベーターと連絡通路を新設するほか、1番線側に転落防止用固定柵を新設する。12月末頃に仮駅舎撤去を完了し、2022年3月頃に2番線既設ホーム用エレベーターの使用を開始する予定としている。
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新駅舎内観イメージ(提供 : JR東日本仙台支社)
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整備後の全体図(提供 : JR東日本仙台支社)
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整備後のイメージ(提供 : JR東日本仙台支社)
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2階にオープンするカフェのイメージ(提供 : JR東日本仙台支社)
新たにオープンする店舗は、1階に土産品を中心とした地場産品・農産加工品を販売する「おみやげ処松島海岸」。2階にこだわり素材の本格的な焼き立てパンと味わいのあるコーヒー類のドリンクや、地元の食材を生かした松島らしいメニューを提供する「UP! BAKER flora / Cafe＆Brew(アップベイカーフローラ / カフェアンドブリュー)」となっている。各店舗とも12月1日10時のオープンを予定している。
