三密を避けたレジャーとしてニーズが高まっているアウトドア需要。いまやキャンプ場の予約が困難になるほどの人気ぶりで、キャンプやグランピングといったアウトドアブームはまだまだ続きそうだ。

  • 「Snow Peak Eat」でキャンプ飯を体験をしてみた

自然の中で楽しむ「キャンプ飯」は、アウトドアの魅力の一つ。道の駅や地元のスーパーで買った食材を、シンプルな調味料で贅沢に味わう。キャンプの醍醐味はBBQや朝の淹れたてコーヒー!というファンも多いのではないだろうか。

とはいえ、テントやタープに調理器具など、キャンプを楽しむにはアウトドアグッズを揃える必要がある。車の手配にキャンプ場の予約、積み込みに設営に片付け。天候に左右されてしまうのも難点で、アウトドアはハードルが高いと感じる人も少なくない。

そんな悩みを解決してくれるのは、街中でキャンプ飯を楽しむことができる「Snow Peak Eat」。国内外問わず多くのファンを持つアウトドアブランド「Snow Peak」が運営するカフェである。

  • 緑も多い店内は、チェアもテーブルもすべてSnow Peak製品

渋谷から電車で約40分。駅直結の商業施設・南町田グランベリーパーク内にあるSnow Peak Eat。アウトドア用品がなくても、大雨でキャンプ場に行けなくても、東京いながら手ぶらで"キャンプ飯"体験ができる、その魅力を紹介する。

キャンプ飯体験①食材や調理方法はお好みで

Snow Peak Eatでは、メニューを選ぶ際に食材と調理方法も自分で選べるシステムになっている。Snow Peakが全国をキャンプしながら出会った生産者たちとしっかり向き合い、その土地の厳選食材をピックアップ。国産の食材にこだわるのも、国内のアウトドアブランドならでは。

  • 店舗で取材にご協力いただいた同社の新業態開発課マネージャー・釘本 祐一さん

調理方法は「焼く」「蒸す」「煮る」の3種類。直火や炭火、鉄板の伝道熱で肉の旨みを最大限に引き出す「焼き」、水蒸気の熱で食材の旨みを閉じ込め、栄養もしっかりとれる「蒸し」、そしてとろけるように軟らかさで心もほぐす「煮る」。

キャンプでは火加減がとても重要。火の使い方によって、食材から引き出されるおいしさも大きく変わるのだとか。

  • 北海道産経産牛サーロイン(200g)と季節野菜のトマト煮込み、ウクライナ風(2,780円)

まずいただいたのは、肉本来のうまみがギュッと詰まった経産牛のサーロイン。しっかり煮込まれており、口に運ぶとホロホロで柔らかい。トマトソースの酸味が野菜の甘みをしっかりと引き立ててくれる。特ににんじんはグラッセにも負けないほどの自然な甘み。

  • 北海道中札内田舎どりのローストチキン季節の焼き野菜(もも200gで 1,480円)

余計な雑味を感じない素朴なローストチキンは、焦げ目の香ばしい味わいが絶品。余計な調味料は使わずに、そのままの味を楽しんで欲しい一品だ。シンプルな野菜の甘みと肉の旨みが、口の中とお腹に沁みる。

その日の気分や体調によって、食べたいものを食べたいように調理する。体が求める料理を味わえるのも、キャンプ飯の魅力の一つ。

キャンプ飯体験②古来種野菜で滋味深さを味わう

古来種野菜とは、日本古来の風土がもたらす個性を宿した種から育てたスペシャルな野菜。育てるのも手間ひまかけて育てる野菜は、市場にもなかなか出回らない。古来種野菜の特徴は、苦味も青々しい味もそのままの滋味深い味わい。

  • 本日の古来種野菜 三種盛り(1,280円)

季節に合わせて旬の古来種野菜を楽しめる三種盛り。写真手前は「平家きゅうり」の浅漬け。源平合戦で知られる平家の名を冠したきゅうりは、なんと800年の歴史を持つという。皮はパリパリで中はとても瑞々しく、まるでフルーツのような味わい。

写真左奥は「吉川なす」。調理前のまるっとしたフォルムが想像できるほどとにかく幅が大きい。信州みそで味付けがされており、なす独特のべちょっとした食感はなく、強めの甘みがある。

右奥は「シントリ菜」。実は野菜を育てる上で間引いた野菜で、市場ではお見かけする機会の少ないレアな食材。スーパーで買った野菜ではなかなか味わえない野菜本来のしっかりとした青い苦味が滋味深い。

道の駅や地元の農家さんでしか楽しめないような貴重な古来種野菜。小さい頃に実家で食べた採れたて野菜のような素朴な味が懐かしい。野菜本来の味を楽しみたい人におすすめの贅沢な一品だ。

キャンプ飯体験③食後は「キャンプの日の朝に飲みたいコーヒー」を

キャンプ場でのコーヒーを偏愛するキャンパーは多い。朝の澄んだ空気の中で淹れるコーヒーは格別だ。

Snow Peak Eatでは、食事後のコーヒーもおすすめ。「アウトドアドリップコーヒー」580円は「自分で淹れる体験」ができるのだ。「キャンプの日の朝に飲みたいコーヒー」をテーマに、Snow Peakが独自でブレンドしたコーヒーを楽しめる。器具も全て自社のもので、丁寧に淹れたコーヒーは人気のマグカップでゆったりと味わえる。

やさしい料理で体も心も癒されたら、自分のために自分で丁寧に淹れたコーヒーで食後の贅沢なひと時を。

五感で味わう、食のよろこび

おいしさの本質は「生きるために食べる」こと。私たちが自然の中で味わうキャンプ飯に惹かれるのは、そんな本能的な部分からきているのかもしれない。ここ「Snow Peak Eat」は、そんなキャンプ飯の魅力を疑似体験できる貴重な一軒。

さらに、気に入ったキャンプ用品があればカフェの隣にある店舗で商品の購入も可能。気になるスノピアイテムを試してみたい・使ってみたいという人にもおすすめだ。

これからキャンプを始めたい人とのタッチポイントに。街中で気軽にキャンプ体験をしたい人に。その楽しみ方は多種多様。ぜひ同店に足を運んで思い思いのキャンプ飯を堪能してほしい。

●information
Snow Peak Eat(スノーピークイート)
住所:東京都町田市鶴間3丁目4-1
アクセス:東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」直結
営業時間:
ランチタイム11:00~15:00(L.O 14:30)
カフェタイム15:00~17:00(L.O 16:30)
ディナータイム 17:00~22:00(L.O 21:00)