日本旅行大阪法人営業統括部は、秩父鉄道の12系客車と電気機関車の重連で編成する夜行急行列車「三峰53号」の旅を10月29日に発売すると発表した。貨物側線通過や模擬タブレット交換、翌朝の快速列車運転など新たな企画も組み込んだ。

  • 電気機関車と客車による夜行急行列車イメージ

日本旅行と秩父鉄道は、往時の座席客車夜行急行を再現しようと、2018年から共同企画を実施している。今回は羽生駅まで入線し、秩父鉄道の旅客線を全線走破する夜行列車を運行。武川駅と武州原谷駅では、旅客列車が通常通らない貨物側線を通過する。

三峰口駅では電気機関車前部重連・客車4両の状態で参加者専用の撮影会を行い、撮影会終了後に電気機関車の機回し入換えを実施。翌朝は熊谷~永田間を快速列車として運転する。行程中のいずれかの場所で模擬タブレット交換も行う。

  • 12系客車の車内

旅行期間は12月11~12日。旅行代金は、基本プラン(1人1席)が大人1万2,500円・こども1万1,500円、2席占有プランが大人1万8,500円・こども1万7,500円、1ボックス(4席)占有プランが大人3万5,500円・こども3万4,500円。日本旅行大阪法人営業統括部鉄道・バス企画デスク予約サイトにて、10月29日15時から予約受付を開始する。