学情は10月8日、「テレワークと給与」に関する調査結果を発表した。調査は9月3日~30日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生415名を対象にインターネットで行われた。

  • 給与が最大25%などの幅で減額される場合も、テレワークの制度を利用したいですか?

    給与が最大25%などの幅で減額される場合も、テレワークの制度を利用したいですか?

調査によると、「テレワークの制度を利用したい」と回答した学生は74.5%。しかしながら、「給与が最大25%などの幅で減額される場合も、テレワークの制度を利用したいですか?」と条件付きの場合だと、「(どちらかと言えば)利用したい」が17.8%と4分の1以下という結果に。

また、「給与が減るのであれば、テレワークは希望しない」「電気代やインターネットの回線費など、テレワーク時の出費もあると思う。テレワークで給与が減るのであれば、出社したい」「同じ仕事で給与が減るのは悲しい」といった声も上がるなど、給与が減るのであればテレワークは希望しない学生が多いことが分かった。

  • 「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」を選択できる場合、どちらを選択するか

    「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」を選択できる場合、どちらを選択するか

次に、「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」を選択できる場合、どちらを選択するかを尋ねたところ、「月収25万円で出社勤務」が40.0%、「どちらかと言えば月収25万円で出社勤務」が44.9%という結果に。

一方、「(どちらかと言えば)月収18万円でテレワーク勤務」を希望する学生は15.1%にとどまり、8割超の学生が、テレワークよりも給与を重視していることが分かった。