大久保佳代子、“いとうあさこ結婚”を考えたことは? 「ウワサを聞きつけたら…」

■いとうの結婚は「全力で止めに入ります!」

――収録では、あるテレビ番組で「ベテラン女性芸人Oが結婚へ」と取り上げられて、大久保さんじゃないかという風になっていたという話題もありました。その話の中で、いとうさんが40代前半のときに“もし大久保さんが結婚したら”ということも考えたとおっしゃっていて。

いとう:“かよちゃんチャージ”ね。

――“かよちゃんチャージ”の話です(笑)。反対に“いとうさんが結婚したら”ということを大久保さんが考えたことはあるのかなと気になりました。

いとう:佳代子さんは考えないでしょ(笑)。

大久保:絶対に許さないです! そのウワサを聞きつけたら、全力で止めに入ります!

――そもそも結婚させないのですね!　

いとう:でも、私の場合はウワサが出る前に100%相談すると思うから。

大久保:それはどうかな〜? 本当に大事にするものは隠すと思うね。

いとう:私、佳代子さんに言わずに我慢できるって事がほとんどないので、「ねえねえ、かよちゃん、ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど〜。もしかしたら上手く行くかなあっていう殿方が出来てね、まだわかんない! まだわかんないよ! 全然どうなるかわからないんだけど……」って、たぶん言っちゃうと思うけど、言っちゃうことで壊されることはあるかも(笑)。

大久保:本当にそう! 言うと壊すから、本当に大事な事は隠していただきたいって、今言っておきます。

――宣言されてしまいましたね(笑)。

大久保:でもたぶん、40代はそうやって好きな人とか失恋を共有してたけど、50代に入ったらこっそり恋愛していかないとなって。

いとう:あれれ? かよちゃん、もしかしてベテラン女性芸人O……? 私、めっちゃネットニュース見とくね。

――では水面下で進めてゴールインということになった際は、ぜひご報告いただいて、私どもマイナビニュース独占スクープとさせていただければ……

大久保:(視線を宙に浮かせながらぎこちなく)まいなびにゅーすどくせん? どこですかそれ(笑)? じゃあ、その時は縁もゆかりもないマイナビニュースさんに一番に言いますね。マネージャーに「結婚するからマイナビニュースで発表してもらって」って伝えたら、「なんでですか?」ってなりますよ(笑)。

■「女芸人」から「女性芸人」に

――「『ふたりでハムハム』の取材受けただけなんだけど」って(笑）。ところで、先ほどの「ベテラン女性芸人O」もそうだと思うのですが、いとうさんは以前、「女芸人」ではなく、「女性芸人」と言われるようになっている風潮に思うことがあると話されていましたよね。

いとう:『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ』ですね。「女性芸人」と言われたときに、“そんなにキレイに呼ばなくていいんだよ”と思ったっていう話をしました。

――大久保さんもそういった言葉のニュアンスの変化は気になりますか?

大久保:言ってしまったら、私たちは「太ってんな!」とか「変な顔してんな!」とか言われることで、お笑いにしてきたところもあるので、(いとうが)言ってること、すごくわかるんです。でも今私が喋るときも「女性芸人」って言っちゃってるので……。

いとう:それでいいんだよ。でも本当は“もっと雑にしてほしい”と思うって話を、『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ』でヒャダインさんたちに相談してたの。

大久保:難しいよね。(自分たちはもっと雑にしてもらっていいと思っても)言うほうが叩かれちゃうから。

いとう:そう! だからしょうがないんですけどね。あとは、私は女だからどっちでもいいんだけど、「女芸人」ってなんで「女」を付けるの? っていう話もその時にしたのかな。

大久保:これはなかなか難しいね。2軒目行きますか?

いとう:あれ、ここお店なんだっけ(笑)?

――コロナ禍でなければ本当に図々しく2軒目について行って、もっとお話を伺いたかったです。

大久保:この話は深いからね。