タレントのタモリ、俳優の草なぎ剛らが出演するメリカリの新テレビCM「メゾンメルカリ・新品じゃなくても」篇が、30日より全国(一部地域を除く)で放送される。

  • 新テレビCM「メゾンメルカリ・新品じゃなくても」篇でバンドを結成

今回のCMでは、「欲しいモノが高くて、ふんぎりがつかない」と、買い物に悩むメゾンメルカリの住人たちが、「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」という新たな選択肢に気づいていく様子を描いている。新品に限らず、モノをおトクに購入できることから、何かを買いたい人はもちろん、買うことを通じて新しいことをはじめたい人を応援する「メルカリ」の特長を表現している。

この新CMでは、草なぎ、伊藤沙莉、宮下草薙、小野花梨による初バンド「メルカリバンド」を結成。CMオリジナル書き下ろしデビュー曲「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」を発表した。最後にはそれを微笑ましくながめる管理人・タモリによる、お決まりフレーズ「メルカリ」の新バージョンも。

今回のCMの見どころは、メゾンメルカリの住人たちによるバンド演奏の演技シーン。メインボーカル&ギターを草なぎ、ドラムを伊藤、タンバリンを草薙航基(宮下草薙)、ベースを宮下兼史鷹(宮下草薙)、キーボードを小野が務めた。ドラム担当の伊藤は、演奏指導者曰く「センスの塊」。7年前に映画撮影でドラム経験があることから、今回の演奏演技も15分程度でマスターし、1テイク目から好演を披露。しかし、空いた時間には常にドラムを叩き、演技を確認するなど、プロ意識の高さが垣間見えたという。

一方、タンバリン担当の草薙は、慣れないことに四苦八苦し、1テイク目には「草薙さん、カンペの見過ぎでーす」と監督に指摘される一幕も。その後、ノリノリに見せる膝の使い方のレクチャーを受け、「これでいいですか?」と言いたげに、少し不安そうにアイコンタクトを送っていた。宮下は、「スタジオでベースを持ったとたんによくなった」と言われるほど本番で覚醒。撮影後のインタビューでは「ベース始めようかな」「生まれ年(1990年製造)のベースを買いたい」と話すほど、初挑戦のベースを楽しんでいた。

メインボーカル&ギターを務めた草なぎは、お気に入りの私物のヴィンテージギターで出演。とても慣れた様子で、楽曲のコード進行を確認するなど、ミュージシャンらしい一面をみせながら、歌・演奏の演技を鮮やかにこなしていた。所有物の半分以上は「新品じゃない」モノだという草なぎ。撮影後のインタビューでは、楽曲の「地球に優しいし」という歌詞に触れて「モノを長く使ったり、人から受け継いだり、昔から無意識にやっていたけれど、結果的に地球に優しくすることにつながってたんですね」と語った。