産まれてきた赤ちゃんに「おめでとう」の気持ちを込めて贈る出産祝い。しかし、出産祝いを贈った経験や出産経験がないと、何が喜ばれるプレゼントなのか、どのくらいの値段のものを贈ったらいいのか想像がつきにくいもの。特に産まれたのが女の子ならば、「可愛いものがいいのかな」「人気ブランドはなんだろう」と考えてしまいますよね。
この記事では、女の子向けの出産祝いに人気のブランドからおすすめアイテムを9つご紹介します。おしゃれで可愛いアイテムをプレゼントすれば、赤ちゃんのパパとママに喜んでもらえるはずです。
出産祝いのマナー
贈った相手に出産祝いを喜んでもらうには、品物選びだけでなく、送るタイミングや金額感を心得て贈ることも重要です。まずは、出産祝いで知っておきたい基本のマナーをおさえましょう。
贈るタイミング
出産祝いは、生後7日目~1カ月に贈るのが一般的。慶事ですが、何があるかわからないので、出産前に出産祝いは贈ってはいけません。また、帝王切開などの場合は退院が遅れることもあるため、あまり急がずに出産後2~3週間を目安に贈るといいでしょう。
贈る際は病院や自宅への直接訪問するより、宅配便で発送するのがおすすめです。産後のママは疲労もあるため、呼ばれてもいないのに「赤ちゃんを見たいから」と押し掛けるのは配慮に欠けた行動です。里帰りしている場合もありますので、受け取りに都合のいい日時や送り先を事前に聞いてから手配しましょう。
のしは蝶結びを選ぶ
何回繰り返しても嬉しい出来事である出産は、結び直しのできる蝶結びののしを使用します。黒の筆ペンかサインペンを使い、水引の上部に「ご出産祝い」、下に送り主の名前を書きましょう。
出産祝いは現金でも問題ありません。その際は新札を使い、開封したときにお札の肖像画が表を向くように揃えて入れます。
出産祝いの相場
出産祝いの相場は、送る相手と自分との関係によって異なってきます。以下に相場をまとめましたが、あくまでも目安として考えましょう。「自分がまだ学生である」など理由がある場合は、相場より安くても問題ありません。
【出産祝い相場の目安】
- 兄弟姉妹: 1万円~3万円
- 親類: 1万円~3万円
- 友人: 3,000円~1万円
- 同僚・部下: 3,000円~5,000円
- 上司・先輩: 5,000円~1万円
社会人ならば、仲のいい友人や会社の同僚・先輩らに贈るケースも多いでしょう。そこで、相場の目安とされている3,000円~5,000円台で購入可能な出産祝いをまとめてみました。
3,000円台で購入可能な女の子向けの出産祝い
- オーガニックコットン製品(スタイ、靴下、レッグウォーマーなど)
- スタイ
- 木のおもちゃ
- おむつケーキ
など。
オーガニック製品は、赤ちゃんの敏感な肌にも優しくフィットするのでパパ・ママにとってありたがいアイテムです。赤ちゃんはよだれを出しやすいため、スタイは何枚あってもうれしい出産祝いです。人気ブランドのものを選べば、なおさら喜ばれやすくなりますよ。
5,000円台で購入可能な女の子向けの出産祝い
- おくるみ
- ベビーリュック
- 食器セット
- ギフトセット
など。
ギフトセットはタオルや靴下、スタイなどの必需品がセットになったものをセレクトするとよいでしょう。
女の子向けの出産祝い人気ブランド9選
女の子の出産祝いにうってつけのブランドとおすすめアイテムをご紹介します。おしゃれで可愛い出産祝いで、パパとママに喜んでもらいましょう。
1.「gelato pique (ジェラートピケ)」
柔らかくとろけるような肌触りが人気のルームウェアブランド「gelato pique」。赤ちゃんにもやさしい素材感と可愛らしい見た目から、出産祝いとしても人気です。
肌着やおもちゃなどの定番ものから、ストローマグなどの小物まで幅広く展開しているため、予算と相手の趣味に合わせたチョイスを楽しめるのも魅力。レディースとキッズのリンクアイテムも展開しているので、ママや上のきょうだいとお揃いで贈るのも喜ばれるでしょう。
2.「RALPH LAUREN (ラルフローレン)」
おしゃれで上質なアイテムが揃う「RALPH LAUREN」は、誰もが知る定番ブランドの一つ。シンプルなデザインが多く、流行りや好みにも左右されにくいのも、出産祝いに選ばれる理由です。
赤ちゃんの成長スピードはとても早く、新生児期の洋服はすぐに着られなくなってしまいます。服を出産祝いとして選ぶなら、80cmくらいの大きめサイズを選ぶのがコツです。
3.「petit main (プティマイン)」
「女の子だからこそ、キュートなお洋服を贈りたい」と考える人におすすめなのが「petit main」。フリルやレースがあしらったスタイやトレンドの洋服が豊富なので、おしゃれ好きのママに喜ばれるでしょう。
洋服のほかにも、ヘアバンドやソックスなどの小物も充実しており、プチギフトから本格的な出産祝いまで価格を調節しやすいのも魅力です。
4.「Bonpoint (ボンポワン)」
フランスの老舗高級ベビー服で知られる「Bonpoint」も、上品で繊細なデザインと普段自分ではなかなか買わないブランドであることから、出産祝いに人気です。
赤ちゃんにも使える低刺激のスキンケアや香水もあるので、「お疲れ様」の気持ちを込めてママとの兼用ギフトとして贈ることもできます。少し高い価格帯となるため、親友や仲のいい親族など、予算が多めの出産祝いに向いているでしょう。
5.「Elodie (エロディ)」
「Elodie」は、スウェーデン発のお食事用エプロンを中心としたブランド。エプロンはスタイのように「よだれが少なくて使わなかった」ということもないため、より実用的なプレゼントとしておすすめです。
特徴的な大きなフリルは可愛いだけでなく、肩や襟元の汚れを防いでくれる実用的な役割も果たします。見た目もおしゃれなので、お食い初めやお出かけの際に役立ててもらえるでしょう。
6.「Lisumom (リシュマム)」
歩き始めた赤ちゃんが背負うベビーリュックも、出産祝いとして人気です。「Lisumom」のリュックは、背中に名前の刺繍ができるのも特徴ですが、ママのマザーズバッグとしても使えるトートバッグとセットで贈れることもできます。
オリジナルのラッピングボックス「おもいではぐくむばこ」には、フォトフレームや命名書がついているのもの特徴。リュックを使わなくなった後も、箱ごと思い出を残しておけるよう工夫されています。
7.「JELLYCAT (ジェリーキャット)」
赤ちゃんのファーストトイとして、ぬいぐるみを贈るのも出産祝いの定番です。「JELLYCAT」は、英国王室の王女が愛用していたことから一躍人気になったブランド。ふわふわの手触りは、大人からも人気があります。
人気は「Bashful Bunny」シリーズですが、ドラゴンやトラなどさまざまな種類の動物がいるので、相手のイメージに合わせたぬいぐるみを選ぶのもいいでしょう。
8.「Edute (エデュテ)」
出産祝いのおもちゃとして、人気が高いつみき。「Edute」のつみきは、振ると音が鳴るため、まだつみきの持てない赤ちゃんでも、親が音を鳴らして一緒に遊ぶことができます。
カラフルなものやアーチ型、L字型などの珍しい形のピースがあるのも「Edute」ならではの特徴。塗料には食品衛生法に準じたものを使用しているため、赤ちゃんが口に入れるものに気を使っているママにも安心して贈ることができます。
9.『いないいないばあ』
『いないいないばあ』は、松谷みよ子氏作のロングセラー絵本。猫や犬が「いないいないばあ」をする姿は、多くの赤ちゃんを笑わせる定番の絵本として愛読されてきました。子供の時に読んでもらったパパ・ママも多いので「懐かしい」と喜んでもらえるでしょう。
770円と手頃な価格なので、気を使わせないプチギフトにも最適。『もうねんね』など、他の赤ちゃん絵本とのセットもあります。
女の子にぴったりの出産祝いを贈ろう
赤ちゃんへのお祝いとして贈る出産祝いのプレゼントは、気に入ってもらうにはパパやママの好みもよく考えて選ぶことが重要です。実用的なものや、普段自分では買わないようなブランドを選ぶことも大切ですし、女の子ならではのおしゃれで可愛いデザインのをチョイスすることで華やかなギフトになるでしょう。
相手のことを思って選んだプレゼントは、子どもが成長した後も大切な思い出の品となります。心を込めて、出産祝いのプレゼントを贈りましょう。