映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』ジャパンプレミアが15日に都内で行われ、櫻井翔、堤幸彦監督が登場、MCを有働由美子アナウンサーが務めた。

  • 櫻井翔

    櫻井翔

同作は、2018年11月から2019年12月まで1年以上に渡り、計50公演、1ツアーとして、日本史上最大の累計237万5千人の動員を記録した、嵐20周年のツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のライブフィルム。1日限りで開催したシューティング・ライブの様子を堤幸彦監督ら錚々たるスタッフが撮影した。

撮影から2年を経て満を辞しての公開となり、ジャパンプレミアに登場した櫻井は「久々のこういう登壇で、ソワソワ緊張しているんですけれども、たくさんのチャレンジが詰まった作品をお届けできることに、とてもわくわくしております」と心境を表す。

さらに櫻井は「『ARASHI Anniversary Tour 5×20 “Record of Memories”』の公開日を、(嵐の)結成記念日の9月15日に発表させていただきます。我々のデビュー記念日、11月3日にドルビーシネマにて先行公開となります。そして、全国の劇場の公開が11月26日。奇しくも大野智の誕生日になりますけど、この2つの記念となるような日に公開いたします」と発表。しかし、MCの有働アナから、タイトルの「FILM」が抜けてしまっていたことを指摘され、テイク2となってしまう。

櫻井は映像用に改めて「『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の公開日について、お伝えいたします」とタイトル部分のみ仕切り直し、「この辺りで……」と懇願。堤監督は「ちょっとトーンがつながりづらいかな?」とつっこんでいた。

公開日について、櫻井は「こだわり続けてきた日にちだったので、やっとお伝えできて嬉しく思っています」としみじみ。「参加して下さったファンの方は、これが何に使われるのか知らないままご参加くださって『私達のあれは一体どこに行ったんだ』という思いで過ごされてきたので、今回やっと言えたという気持ちです」と喜ぶ。「劇場のポスターに、『さあ、映画館で夢のつづきを始めよう』と書いてあるんですが、本当に僕にとっての夢の詰まった作品となりました。それは2年前の夢でもあるし、会場が満員の観客に埋め尽くされているという今となっては……の夢でもある。たくさんの夢の詰まった作品を見て、ご覧になった方々にこれからの夢を感じていただけたらと思っています」とメッセージを贈った。