アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が主演を務める映画『レインツリーの国』(15)が、dTVで独占配信スタートした。

  • 『レインツリーの国』(C)2015「レインツリーの国」製作委員会

有川ひろ氏の同名小説を実写映画化した同作。主人公の向坂伸行(玉森)は、高校時代に大好きだった『フェアリーゲーム』という本について何気なくネットを検索していたところ、「レインツリーの国」というブログを見つける。そこに書いてある感想に共鳴し、管理人のひとみ(西内まりや)にメールを送る伸行。すると数日後、奇跡的にひとみから返信が届き、パソコンを通じて2人はメールをやり取りする仲に。伸行は、ひとみに「直接会いたい」と伝えるが、彼女はどうしても会えないと言う。頑なに会うのを拒む彼女には、伸行に言い出せない秘密があった……。

伸行を演じるのは、幅広い作品で役者としての実力を示してきた玉森。関西弁のノリをばっちり体現しつつ、実直ゆえに時に空気が読めずに突っ走る伸行を愛嬌たっぷりに演じている。管理人の「ひとみ」こと人見利香を演じる西内は、同作が実写映画初出演。まっすぐな伸行に惹かれながらも、公にしたくない秘密を抱えるというヒロイン像に注目だ。