俳優の要潤らが、10月14日スタートのテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズ(毎週木曜21:00~)に出演することが明らかになった。

  • 小籔千豊、要潤、杉田かおる=テレビ朝日提供

「いたしません」「私、失敗しないので」のセリフでおなじみの、米倉涼子演じるフリーランス外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。野村萬斎が“最強の敵”となる内科部長・蜂須賀隆太郎役で初参戦するほか、おなじみのメンバー(内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、遠藤憲一、西田敏行、今田美桜)が再集結する。100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が新たな戦いへと身を投じていく。

今回発表された要、小籔千豊、杉田かおる、永野宗典が演じる新キャラクターたちは、蜂須賀のもとで「新たな御意軍団」を結成。

TBS系ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で熱きレスキュー隊隊長・千住を演じて話題を呼んだ要は、蜂須賀が内科へ招くアメリカ帰りのスーパードクター・興梠広(こおろぎ ひろし)に。「歴史ある作品への出演にプレッシャーも感じましたが、それ以上に『出たい!』という気持ちが強かったので、幸せです。ウソがないようにスーパードクターを演じるため、手術シーンに向けて練習もしっかりやろうと思います」と奮起する。ドラマ『肩ごしの恋人』(07年)や『松本清張 強き蟻』(14年)に続く米倉との共演についても、「昔から力強く現場を引っ張ってくれる方なので、安心しています。劇中ではスーパー・スーパードクターの大門未知子と対立しますが、米倉さんの胸を借りるつもりでぶつかっていきたいです」と期待を膨らませる。

小籔が演じるのは内科副部長・鍬形忠(くわがた ただし)。「僕は失敗しかしないので、『僕でいいんかなぁ?』と大変恐縮した」という小籔だが「たぶん嫁はんの両親も大喜びされるだろう、と思って出演を引き受けさせていただきました。結婚したときは貧乏芸人だった僕ですが、今回の解禁を通じて『お義父さん、お義母さん、僕は『ドクターX』に出ていますよ!』と伝えられたらいいな、と思います」と笑顔を見せた。蜂須賀の腰巾着で外科を見下す男を演じるにあたっては「あくまで鍬形として真面目に、彼が信じる正義を演じたいです」と意気込む。

杉田は、蜂須賀の右腕である優秀な広報室長・三国蝶子(みくに ちょうこ)を演じる。米倉とはドラマ『不信のとき~ウーマン・ウォーズ~』(06年)以来15年ぶりの共演となる杉田。「米倉さんはもともとすごいオーラを放っている方でしたが、さらに美しさに磨きがかかり、俳優さんとしても大きくなられて!」と久々の再会に胸を躍らせ、自身の役柄については「回を追うごとにいろんな本性が出てくる、深みのある役なので、演じていても楽しいです。視聴者の方にも楽しんでいただけるキャラクターを作れるよう頑張ります」と、目を輝かせている。