俳優の斎藤工が主演するテレビ朝日系ドラマ『漂着者』第7話が、きょう10日(23:15~※一部地域を除く)に放送される。

  • 斎藤工、白石麻衣=テレビ朝日提供

第7話では、ヘミングウェイ(斎藤)が未来を予知するだけでなく、この先に起こる出来事を選ぶことができる力を秘めていたことが明らかに。新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)を悲しませたくないという一心で、総理大臣の死を予言しながらもその要因を書き換えたヘミングウェイ。少しずつ記憶を取り戻し始めるが、自分ひとりで考え続けてもすべてを思い出すことは不可能だと気付く。そこでNPO法人『しあわせの鐘の家』代表・ローゼン岸本(野間口徹)に「あなたは何者なんですか?」と問い掛けると、すべてを知るローゼンがとうとう重い口を開き始める。

一方、図書館で古い文献を調べ始めた詠美。1400年前、聖徳太子が古文書にこの国の巨大な秘密を遺していたことが分かる。追い求める“真実”と、その“答え”にたどり着いた詠美は、新聞記者としての使命とヘミングウェイへの恋心の狭間で重大な決断を迫られる。

そんな中、再び女児誘拐事件が発生する。被害者はあろうことか新潟県警の捜査一課長・佐々木文雄(岩谷健司)の娘。部下の柴田俊哉(生瀬勝久)ら憤りを抑えられない刑事たちは、“警察への挑戦”だといきり立ち、必ず無事に救い出す、と決意を固める。