『海賊戦隊ゴーカイジャー』10周年を記念したVシネクスト『テン・ゴーカイジャー』(2021年11月12日より期間限定上映、2022年3月9日Blu-ray&DVD発売)のゲスト&ストーリーが9日、発表された。

「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」という公営ギャンブルの実況アナウンサー・益子田昭郎(ますこだ あきろう)を演じるのは、TVシリーズでキャプテン・マーベラスの宿命のライバル、バスコ・タ・ジョロキアを演じた細貝圭。アナウンサーと共に解説を行う松本寬也役には、スーパー戦隊親善大使としても活躍を見せる松本寛也がほぼ本人役で登場する。

またTVシリーズのナレーションや玩具の音声を担当していた関智一がコロッセオのリングアナとして登場し、ヒーローたちの戦いを盛り上げる。

そして、ダービーコロッセオの運営陣にも豪華ゲストが集結。国防大臣役に『仮面ライダーアギト』北條透役の山崎潤、大臣の側近・服部役には『海賊戦隊ゴーカイジャー』TVシリーズでオープニングテーマを担当した松原剛志、側近・綾小路役には『仮面ライダーフォーゼ』で風城美羽役の坂田梨香子、同じく側近・堀内役には『仮面ライダー鎧武』で仮面ライダーブラーボ/凰蓮・ピエール・アルフォンゾ役を演じた吉田メタルが参戦。また“ダービーコロッセオ”のシステム開発に関わる科学者・丹羽野役に、NHKよるドラ「ここは今から倫理です。」出演の川野快晴が名を連ね、ストーリーのカギを握る。

さらに、スーパー戦隊シリーズからもレジェンドが出演。『魔進戦隊キラメイジャー』からクリスタリア宝路役で庄司浩平が、『烈車戦隊トッキュウジャー』からもトッキュウ3号/ミオ幼少期役・石井薫子とトッキュウ5号/カグラ幼少期役・清水ららが“ダービーコロッセオ”を楽しむ女子高生役として10周年に花を添える。

『テン・ゴーカイジャー』ストーリー

歴代スーパー戦隊の力を受け継いで戦った、35代目の“とんでもないヤツら”。それが海賊戦隊ゴーカイジャーだ。「宇宙最大のお宝」を求めて地球を訪れた彼らは、宇宙帝国ザンギャックによる残虐極まりない侵略から、この星を守りぬいた。
地球に、守るべき価値があると信じて――。
あれから、10年の時が流れた。地球では「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」という公営ギャンブルが全世代で大流行。
かつてのヒーローたちは「賭け」の対象となってしまったが、収益が地球の防衛費に充てられるとあって、歴代スーパー戦隊のレジェンドたちも主旨を理解し、このプロジェクトに協力していた。だが唯一、運営サイドがコンタクトをとれないスーパー戦隊があった。すでに「解散」した彼らは、いまではバラバラに活動していた。そんな中、あのキャプテン・マーベラスが地球に出現。運営サイドに挑戦状を叩きつける。そしてマーベラスの前に立ち塞がったのは、「スーパー戦隊ダービーコロッセオ」の主旨に賛同する伊狩鎧だった。
時の流れが変えたのは、地球人か、それともゴーカイジャーか?そしてジョー、ルカ、ハカセ、アイムは、この事態にどう動く!?
10年ぶりに、とんでもない戦いが始まろうとしていた……!

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