一畑電車は8日、列車増便や運転間隔の短縮による利便性の向上と、現在の利用実態に応じた最終列車時刻の繰上げを基本としたダイヤ改正を10月1日に実施すると発表した。
平日ダイヤ(月~金曜日)は北松江線(電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉間)の運転本数を上り26本・下り27本、大社線(出雲大社前~川跡間)の運転本数を上り26本・下り23本とし、現行の計98本から計102本に増やす。
平日16時以降の時間帯において、列車の間隔を現行の最大55分間隔から最大43分間隔に変更。待ち時間の短縮と利便性の向上を図る。一方、最終列車は現在の利用実態に合わせ、現行時刻から8~20分の繰上げを実施。その他、特急「スーパーライナー」(電鉄出雲市発松江しんじ湖温泉行)の時刻を現行の電鉄出雲市駅7時17分発から同駅7時15分発に変更し、これに伴う途中停車駅の着発時間の変更も行われる。
休日ダイヤ(土・日曜日と祝祭日)においても、北松江線の運転本数を上り24本・下り24本、大社線の運転本数を上り23本・下り23本とし、現行の計85本から計94本に増やす。最終列車は現在の利用実態に合わせ、現行時刻から55分の繰上げを実施。その他、電鉄出雲市~出雲大社前間の優等列車(直通便)を現行の1往復から4往復半へ増便するとのこと。