この特設サイト公開に伴い報道向け展示会が実施され、「エールマーケット」担当者がギフトにおすすめする、選りすぐり防災グッズが紹介された。

9月1日の「防災の日」に向けて、ヤフーが運営するインターネット通販モール「エールマーケット」で、ギフトにおすすめのオシャレな防災用品や防災食、ユニークな“防災カタログギフト”などを特集する特設サイトが8月26日に公開された。 この特設サイト公開に伴い報道向け展示会が実施され、「エールマーケット」担当者がギフトにおすすめする、選りすぐり防災グッズが紹介された。

日常生活に馴染む防災ギフトがラインナップ

水害や地震などの災害が頻発する昨今、防災グッズの備蓄の必要性は認識しているものの、なんとなく後回しになりがち……という人は少なくないだろう。実際に内閣府の「防災に関する世論調査(平成29年11月調査)」では、災害時に備えて食品などを備蓄している人の割合は全体の半数以下にとどまっているという結果もあるという。

エシカル消費をテーマにした商品を取り扱う「エールマーケット」では、こうした現状を踏まえてギフトとして防災グッズを贈り、備蓄率向上につなげるきっかけづくりを提案する企画「#おくる防災」を今年2月からスタート。 「Yahoo!ショッピング」において、母の日ギフトとして防災グッズの売上が前年比6.2倍を記録するなど、新しいギフトとして「おくる防災」が新たなトレンドになりつつある。

今回、新たに「エールマーケット」内で公開された特設サイトは9月1日の「防災の日」に、防災用品や防災食などの防災グッズを大切な人に贈り、備蓄を見直す機会とすべく開設された。

これまで以上にギフトに最適なバラエティに富む防災グッズを充実させ、より多くの人に「おくる防災」を体験してもらえるサイトへとリニューアル。オシャレな防災グッズや、少しリッチな防災食、防災グッズ専門のカタログギフトなど、「エールマーケット」のスタッフが1点1点厳選したギフト向け防災関連商品を多数紹介している。

  • 実用的でオシャレな防災グッズを厳選して掲載する『カタログギフトLIFEGIFT』(14,650円)

  • 『体験して備える防災ギフト』(14,355円)は、冊子を読むことで災害時に80%が直面すると言われる在宅避難について学びながら、いざというとき家庭で役立つ防災グッズをQRコードで取り寄せできる

ミニマル防災キット『MINIMAID』(19,800円)は懐中電灯や手回しで充電できるラジオ、レインポンチョなどの防災グッズセット。筒状のケースでコンパクトに収納でき、置き場所にも困らない。

ペン立てのような見た目の手動発電式バッテリー『denqul』(11,000円)は、非常時にL字の手動発電式バッテリーを取り外し、手首のスナップを利かせるようにして、遠心力でぐるぐる回転させて充電できる。普段はAC電源で充電器として使えて、小物の収納やスマホスタンドにもなる上、持ち運びもしやすい。

『effe pensiero(エッフェ ペンシエロ)』(3,300円)は助けを呼ぶためのお守りホイッスル。動物をモチーフにしたかわいいデザインで、キーホルダーとして持ち歩けるため、子どもに持たせてもピッタリだ。

また、無印良品からはお酢の成分と食品原料から作られた中性薬剤を使用した住宅用消化器(5,990円)がラインナップ。従来のイメージを覆す色使いで、部屋に溶け込みやすい。

防災食も少しリッチに!?

ギフトでは食べ物などの消えものも定番だが、「#おくる防災」では防災食も充実させている。

京都祇園のデニッシュ専門店、ボローニャが2004年の新潟中越地震をきっかけに開発した『缶deボローニャ』(540円〜)は、程よい甘さのしっとりした食感が特長。賞味期限は3年6ヶ月の本格的なデニッシュパンだ。

また、岩手県のブランド肉・門崎熟成肉の専門店「格之進」が開発した3年保存可能なハンバーグの缶詰「CANBURG」(3,790円)もオススメだ。熟成肉の旨味が閉じ込められた本品はお中元・お歳暮にも人気だが、製造日から3年保管が効くので備蓄用としても嬉しい。

一方、“見せる備蓄セット”をコンセプトにデザインされた『bibo』(13,800円)は、50食分の食料がランダムで箱の中に入っているアイテム。賞味期限は3年以上保証で、リビングルームや子ども部屋、書斎、店舗など、設置したいシーンに合わせて4種類のデザインから選べる。ずっしりと頼もしい重量感だ。

東日本大震災時、「備蓄食など通常の食事がなかなか喉を通らなかった」という経験談から生まれたのが、こちらのゼリータイプの非常食「LIFESTOCK(ライフストック)」。5年保存で食物アレルギーにも対応しており、子どもから大人まで食べやすい。

もちろん、災害時に備える上では食べ物だけではなく、飲み水の問題も考えておくことも大切だ。浄水器「ミニワークスEX」(16,500円)は、耐久性の高いセラミックフィルターを通すことで、簡単にクリーンな水を作り出せる。防災のみならずキャンプなどのアウトドアギアとしても活躍しそうだ。

過去の災害の経験から学び、ITやデータの力を活かすことで、今後もさまざまな防災や減災などに対する取り組みを行なっていくというヤフー。このほかにも特設サイトでは現在約60商品を紹介しており、今後も新たなら商品が追加される可能性もあるとのことなので、一度チェックしてみてはいかがだろうか。