東京都交通局が開館準備を進める「東京都交通局 再生可能エネルギーPR館」(東京都西多摩郡奥多摩町)。同施設が多くの人々から幅広く認知され、親しみを感じてもらえるよう、9月20日まで施設の愛称を募集している。

  • 都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー全114駅で募集ポスターを掲出

東京都交通局は、多摩川の流水を活用した水力発電による電気事業を経営。水力発電などのCO2を排出しない再生可能エネルギーは、環境負荷の軽減に有効であり、社会を維持していくために必要なものとなっている。

「東京都交通局 再生可能エネルギーPR館」は、交通局の再生可能エネルギー推進への取組みや奥多摩の自然を分かりやすく紹介するとともに、地域の観光促進により一層貢献することを目的に設置する。

施設では、白丸ダムや再生可能エネルギーの発電のしくみなどが理解できる壁面表示のほか、迫力あるジオラマシアターも投影。水力発電所が立地する奥多摩エリアの魅力についても発信していく。入館料は無料。

現在、開館を前に同施設の愛称を募集している。応募は、東京都交通局ホームページ上の専用フォーム、または応募箱(奥多摩町観光産業課窓口、奥多摩町観光案内所、白丸ダム魚道管理棟及び奥多摩の風 はとのす荘に設置した応募箱)から受け付ける。応募箱用に使用できる専用の応募用紙も配布している。

愛称募集に関するポスターは、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー全114駅で掲出中。締め切りは9月30日。選考結果は、11月上旬に東京都交通局ホームページなどで発表する。

なお、同施設は新型コロナウイルス感染症の状況により開所を延期している。開所時期については改めて発表するとのこと。