Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、7日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)に出演。10日にデビュー10周年を迎えるにあたり、応援してくれるファンに自身の思いと感謝のメッセージを伝えた。
「10年活動ができたっていうのは、本当に間違いなくファンのみなさまをはじめ、スタッフのみなさまのおかげ。支えてくださって本当にありがとうございます」と、真摯な気持ちを語った藤ヶ谷。楽しいことも不安なことも多々ありながら、「今、奇跡的にも偶然的にも7人そろってる」としみじみ語り、「不安に思っちゃう方もいるかもしれないけど、“今後どうする?”とか、7人で全然しゃべんないんですよね(笑)。でも、根っこの部分では、誰かがピンチの時は支えに入るし、どこかでつながってるし、気にしてるところがある」と、7人の関係性を吐露。続けて、「僕以外の6人には、常に人生楽しんだりとか、幸せなことが多くあってほしい。6人はそういう存在です」と、メンバーの幸せを願った。
また、「王道のアイドルになりたい」と思い、ジャニーズ事務所に入所したという藤ヶ谷だが、「やっとつかんで遅咲きのデビューで進んだ道が、王道のアイドルじゃない方で。“なんだこれ?”ってなったけど、動きだしたら進み続けるしかなくて」という苦悩も告白。想像とは異なるアイドルの道を進むうちに、「ファンのみなさまが求めてるアイドルらしさが出せる人と、出せない人が出て来て……。でも、アイドルらしさを求められない現場もたくさんあって」と話し、「ファンのみなさんも不安に思うこととか、“なんだよ”って思うこともあっただろうし。きっとこれからもあると思うんですよね」と、胸中を打ち明けた。
“アイドルらしさ”に悩んだ20代を、「なんか疲れちゃったんですよね。自分の良さも出せなくなっちゃったし」と振り返りながら、これからについて、「自分は自分らしく。自分の心が動いてるかどうかを確認して、これからは自分の心に正直に動きたい」と語った藤ヶ谷。最後は、ファンに向けて、「みなさまの貴重な人生の中で背中を押したり、嫌なことを忘れられたり、より楽しいことを共有できるような7人、そして、藤ヶ谷太輔という一人の男としていれれば」と決意表明し、「明るい未来を信じて、一緒に先に進んで行ければなと思ってます。とにかく感謝してます。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。