関西ジャニーズJr.の小柴陸がドラマ初主演を務めるABCテレビの『くら寿司 presents 高校野球ショートドラマ 海と空と蓮と』(9日スタート 全11話 TVer、GYAO!で見逃し配信あり)から、場面写真と俳優の伊藤あさひらのコメントが6日、公開された。

  • 伊藤あさひ、小柴陸、山口まゆが出演する『くら寿司 presents 高校野球ショートドラマ 海と空と蓮と』 (C)ABCテレビ

『第103回全国高校野球選手権大会』3回戦までの試合間に毎日放送されるこのドラマは、北海道の離島で実際に起きた高校野球をめぐる感動の物語。主人公の横山海斗を小柴が、同じ野球部員の成田青空役を伊藤が、その父をドラマ初出演の上原浩治が演じる。そのほか、山口まゆ、戸塚純貴、テンダラー・浜本広晃、古田敦也という豪華なメンバーが脇を固める。

このたび伊藤と山口のほか、一作年のショートドラマ『青空ふたたび』に校長先生役で出演した『熱闘甲子園』キャスター古田が、ドラマ出演の感想を語った。

■伊藤あさひ(成田青空役)

――成田青空役を演じた感想は?

3人のコントラストが出るように意識しました。青空は千葉からの転入なので海斗との違いを考えたり、はっきり物事を言うタイプなので高校生らしく爽やかに演じることを心がけました。それから、現地の奥尻島は自然豊かで景色が素晴らしく、それを感じながらお芝居しました。

――同世代の共演者との撮影裏話は?

今までは自分が年下の現場が多かったので、今回、小柴くんと山口さんからフレッシュな刺激をいただきました。撮影の合間にキャッチボールしたり、海岸で貝殻を探したりしました。撮影期間は実際に奥尻島で一緒に過ごしていたので、本当の海斗、青空、蓮のような関係性になっていたのではと思います。

――ドラマ初挑戦の父親役・上原浩治さんとの撮影裏話は?

野球少年の僕からしたら憧れの方だったので、お父さんというより、少年の顔になっていないか不安です(笑)。一緒に撮っていただいた写真とサインボールは、部屋で一番良く見える場所に飾っています。

――コロナ禍で、野球をしている球児たち、高校生へ向けてメッセージを。

自分たちが無力に感じるようなこんな時代に、高校生活というほんの一瞬の時間が過ぎていってしまうこと、本当に辛いと思います。でも、必ずこの経験や壁が何かに生きると、僕も信じて過ごしています。一緒に乗り越えましょう。心から応援しています!

■山口まゆ(川田蓮役)

――川田蓮役を演じた感想は?

コロナがある未来を知らない高校3年の野球部のみんなが、コロナという現実を受け止めていくのは私も演じていて心苦しかったです。でも、それでも懸命に頑張る球児たちの姿を見て、何かに向かう人たちの強さを改めて感じました。

――同世代の共演者との撮影裏話は?

お2人とも役にぴったりで、本当の高校球児のように見えていました。なので、現場でも本当に同じ野球部の部員になれたように感じていました。陸くんは現場をいつも明るくしてくれて、あさひくんはお芝居で現場を引き締めてくれたりと、それぞれ違う面でお2人助けてもらいました。ありがとうございました。

――コロナ禍で、野球をしている球児たち、高校生へ向けてメッセージを。

いま野球を頑張っている皆さん、本当に辛い事も多いと思いますが、努力は無駄にならないし、仲間との絆はいつまでも消えません。どうか諦めずにこれからも夢を追いかけてください! 応援しております。

■古田敦也(蓮の父・川田正平役)

――高校野球ショートドラマは2度目の出演になりますが、俳優業はいかがですか?

前回は校長先生役で自由にできましたが今回は蓮の父親役ということで、蓮との微妙なやり取りがあったのでそこが見どころですねー。

――このドラマは将来性のある注目の若手を起用しています。山口まゆさんの父親役ですが、山口さんとのエピソードは?

目に力があって静かな演技でも存在感がある。大女優になりますね。

――コロナ禍で、野球をしている球児たち、高校生へ向けてメッセージを。

様々な要因が複雑に絡み合っていて場所によっては野球に集中できない環境があるかもしれません。だからこそ試合でグラウンドに立てば全力で思いっきりプレーして欲しいと思います。