ヤマハ発動機は10月28日、クロスカントリー競技用の「YZシリーズ」の2022年モデル4機種を発売する。

  • クロスカントリー競技用「YZ450FX」

今回発売するモデルは、「YZ450FX」「YZ250FX」「YZ250X」「YZ125X」(排気量124cm3~449cm3)の4機種。

マイナーチェンジした「YZ250FX」には、中高速域の出力と低中速域での扱いやすさを向上させたエンジンを搭載した。エンジン懸架ブラケットの形状をクロスカントリー向けにチューニングし、出力向上を果たしたエンジンと最適化させている。性能とサウンドを両立させるため、マフラーは2021年モデル比で容量を340ccアップさせた。

ブレーキは、軽量で高いパフォーマンス性とコントロール性を両立。幅広いシチュエーションに対応できるよう、パワーチューナーをよりわかりやすく、利用しやすくするため推奨マップのバリエーションをモディファイした。

カラーは、YZシリーズ共通コンセプトの新カラー&グラフィック(ディープパープリッシュ ブルーソリッドE)を採用している。

  • 2022年「YZ250FX」フィーチャーマップ

メーカー希望小売価格は、「YZ450FX」が112万2,000円、「YZ250FX」が97万9,000円、「YZ250X」が74万8,000円、「YZ125X」は63万8,000円。

同商品は、「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、12月26日まで予約を受け付けている。シリーズ合計で国内400台の販売を予定しているが、予約が生産計画を上回る場合は、予約受付期間終了を待たずに受付を終了する場合があり。

なお、YZシリーズ各モデルは、国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートを取得できない。道路走行も不可。