夏の疲れを癒す土用の丑の日。熱い夏も元気に過ごしたいですね。それでは、健康だけでなく金運もアップさせる土用の丑の日の過ごし方をご紹介します。

土用とは? 2021年の土用の丑はどう決まる?

2021年の「土用の丑の日」は、7月28日です。2020年は7月21日、8月2日と2回ありました。この場合、最初に巡る土用の丑の日を「一の丑」、2回目に巡る日を「二の丑」と呼びます。ですが今年は、1度だけです。

どうしてその年によって違いがあるのかというと、土用の期間と干支が関係しています。

土用とは、季節と季節の間のおよそ18日間を指します。それぞれの季節に応じて年に4回あります。土用の始まりを「土用入り」、土用の終わりを「土用明け」といいます。2021年夏の土用入りは7月19日、土用明けは8月6日です。十二支はこの間にも「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」と十二の周期で巡っていますので、2021年は、7月28日はちょうど丑が巡り、土用の丑の日となります。

どうしてうなぎを食べるの?

季節と季節の変わり目となる土用。季節が変化すると私たちの体調にも負担がかかり、影響がでてくることも考えられます。そのため古くより、体を休め、いたわる習慣が多く言い伝えられています。熱い夏の日差しを受け食欲が落ちやすいこの時期は、栄養価が高いうなぎは、夏バテ防止にぴったりですね。

運が付くと縁起のいい、梅干し、うどん、瓜(うり)、牛肉(うし)、馬肉(うま)もおススメの食べ物です。

丑のパワーで金運・健康運を上げる!

土用の丑の日は、桃の葉やヨモギの葉などの薬草を入れたお風呂に入る「丑湯」の習慣もあります。暑い日はシャワーだけですませたい気持ちにもなりますが、ゆっくり湯船につかって疲労を回復させましょう。

お気に入りの入浴剤を入れてバスタイムを楽しんでもOKですが、桃やヨモギは邪気祓いの効果があるとされていますのでおススメです。

丑は、十二支の中で2番目に登場します。掴む、結ぶ、始めるなどの意味があります。丑は、ゆっくりでも一歩一歩着実に歩みを進め、成功を掴むとされています。そのため、健康運をアップさせるだけでなく、金運もアップさせるパワーをもっています。真面目な取り組みが評価され多くの信頼が集まり、それがやがて大きな財産となってく大きな金運をもつ干支です。

2021年は丑年でもあり、丑のパワーがさらに強くなる年です。神様の使いともされている丑。丑のパワーを取り入れて金運もアップさせましょう。

いかがでしょうか。金運をアップさせるには、健康も大事ですね。元気よく過ごせるよう土用の丑の日は、体もココロもいたわりましょう。