俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、劇場版『きのう何食べた?』(11月3日公開)の場面写真が21日、公開された。
同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックを実写化。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。
今回公開されたのは、2人きりの京都旅行を楽しむ「京都旅行」の場面写真。先日、ティザー映像が解禁された際、「え、京都旅行編なの!? 楽しみすぎる」「映画、早く観に行きたい…!」など、原作の8巻で描かれた非常に人気の高い「京都旅行編」の映画化を楽しみにする声が上がっていた。
映画化発表の際に、原作者・よしなががコメントした、「深夜に放送された30分ドラマのささやかで幸せそうなシロさんとケンジの世界観はそのままに、ごほうびのように素晴らしい景色の中で2人が佇む美しい映像をスクリーンで観られたら素敵だなあと思っております」という思いに寄り添うように、南禅寺や八坂通りをはじめとした京都定番の観光名所を楽しそうに連れ立って歩く姿や、趣のある旅館で美味しそうな食事を前に微笑む姿が印象的なスチールとなっている。
瀬戸麻理子プロデューサーは「冒頭映像では2人が旅行している様子を描いており、OPのために周ったロケ地も多いので、本当にふたりと一緒に旅行している気分が味わえると思います。2人がどこを歩いていたのかチェックしながら観てもらうのも楽しいと思います」とコメント。京都の美しい自然や街並みに佇み、京都旅行をしている気持ちになれるような、ワクワクと多幸感がたっぷりと詰まっている。
また『きのう何食べた?』ドラマ振り返り企画「#何食べフライデー」が、23日20時より、毎週金曜日に開催される。ドラマの料理シーンやオフショット、撮影の裏話などを公式SNSで発信していく。
(C)2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会