2018年12月から2019年初頭に上演された三谷幸喜作・演出のミュージカル『日本の歴史』の再演が6日、東京・新国立劇場中劇場にて開幕した。

  • 『日本の歴史』再演が開幕

荻野清子作曲のお馴染みのキャッチーなナンバーはもちろん、再演では新曲も誕生。そして、キャスト陣は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、新たに瀬戸康史が加入し、新しい風が吹き込まれた。

新しい魅力も加わった再演だが、初演同様、7人の俳優のみで、60人以上にもおよぶ登場人物を演じ、歌い踊る構成は変わらない。その中で、再び作品に向き合い、突き詰めていく醍醐味や新発見、そして、新曲や新メンバーとの出会いと融合など、初演を鑑賞した人にも、初めて観る人にもご覧になる皆さんにも新鮮な驚きと喜びを届ける。

三谷氏は「『日本の歴史』が帰って来ました!女装で踊る中井貴一、香取慎吾のエロ坊主、シルビア・グラブの織田信長、宮澤エマの平清盛、秋元才加のババア、新納慎也のジジイ、皆、戻って参りました。さらに初参加、瀬戸康史の11役早変わり。全編見所しかない、一大ミュージカル。歴史の転換期とも言うべき今こそ、観て頂きたい作品です」とコメントしている。