俳優の草なぎ剛が「第47回放送文化基金賞」で演技賞を受賞し、30日、都内で行われた贈呈式に出席した。 |
草なぎは、NHK宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』での演技で受賞。
「僕は本当に何もしてないんですけど、プロデューサーの青木さんと、監督の丸山さんと、脚本の一色さんが厳しい目でずっと現場にいたので、『早くホテルに帰りたいな』と思ってやっただけなんです(笑)」と冗談を飛ばしながら、「実際に(東日本大震災の)被災地での撮影だったので、去年の暮れで寒い中でした。地元の方にたくさん炊き出ししていただいて栄養を付けて、スタッフ・キャスト、寒い撮影を乗り切れたと思います」と感謝した。
その上で、「被災された方は、今も心の傷が癒えてない方もたくさんいらっしゃると思うのですが、そういう方に少しでも寄り添えるドラマにしたいと思って、私たち一同それに力を注ぎました。東北の方、これからも一緒に、一歩一歩と前に進んでいきましょう」と呼びかけた。