アニメ『NIGHT HEAD 2041』が、フジテレビと同局の動画配信サービス・FODで7月14日(25:05~)から放送・配信されるのを記念して、FODでは1992年に放送されたテレビドラマ『NIGHT HEAD』を30日から配信する。

  • 武田真治(左)と豊川悦司

豊川悦司演じる霧原直人と、武田真治演じる霧原直也の兄弟が繰り広げる同ドラマ。武田は『NIGHT HEAD 2041』のナビゲーターに就任した。

また、アニメ放送開始の1週間前となる7月7日(25:05~)には『NIGHT HEAD 2041』放送直前スペシャルを放送。霧原直也役の島崎信長と黒木ユウヤ役の小野賢章が出演するほか、原作者で、テレビドラマ『NIGHT HEAD』の監督も務めていた飯田譲治と武田が対談する。これまでの『NIGHT HEAD』の歴史を振り返りながら、これから放送される『NIGHT HEAD 2041』の見どころを紹介する。

武田のコメントは、以下の通り。

――『NIGHT HEAD 2041』が放送されると、最初に知った際のご感想をお聞かせください。

人と違った特性を持った人にとって、生きづらい世の中を生きる道標になるような作品なので、この時代にあっているのかなと思いました。

――武田真治さんにとってテレビドラマ『NIGHT HEAD』とはどのような作品でしたか。

あの頃は本当に終末論というか、世の中終わってしまうんじゃないかという緊張感もあって、人の心象にさえ影響するような作品でした。いわゆる信者みたいな人が生まれるような作品に関われたので、そういったモノづくりの究極の面白さであったり、難しさというのを教えて頂けました。

――テレビドラマ『NIGHT HEAD』の監督・脚本を務めていた飯田譲治さんとの思い出に残っているエピソードはございますか。

飯田さんは情熱持って現場に来てくれていて、超常現象に見舞われた時のリアクションなんて普通はわからないのですが、それをいつも提示して上手く導いてくれました。僕もこの作品に関しては仕事としてというよりは、生き様のように思って取り組んでいた部分があったと思います。

――テレビドラマ『NIGHT HEAD』で見てほしいポイントやお気に入りのシーンなどを教えてください。

情熱だけでもドラマは作れたんだというところですね。低予算であの時代だから許されたのか…。監督が地を這うようにドラマを作っていました。そこから生まれるチームワークみたいなものも画面から感じていただけると思いますので、そういうところもしっかり見て頂ければと思います。

――『NIGHT HEAD』のキャラクター達のように、もしも超能力を使えるのであればどのような能力を使用したいですか。

直也みたいに人の心が読めるのはきついかなと思います(笑)。ベタなのですが、一番迷惑かけないと思うので空を飛ぶ能力かな。

――7月より放送開始となるテレビアニメ『NIGHT HEAD 2041』の放送で楽しみにしていること・期待していることはございますか。

単なるリメイクや続編というわけではなくて、全く新しく生まれ変わった『NIGHT HEAD』で、これまでのファンの方々にもあのシーンがこうなったのかと新鮮に感じていただく要素もありますが、これまでのシリーズを知らない若い世代の方々にも刺さる要素が満載だと思うので、楽しみにしていてください。

(C)飯田譲治/NIGHT HEAD 2041 製作委員会