元AKB48で女優の増田有華が22日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』(6月24日Netflix全世界独占配信)のワールドプレミアに、主演の山田孝之らとともに出席した。

  • 増田有華

“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおる(山田)と仲間たちの狂乱を描き、2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。シーズン2では「空からエロを降らせる」べく、新たな野望である衛星事業に乗り出す村西の規格外の転落劇が描かれる。

村西が立ち上げた新会社・ダイヤモンド映像の女優・江戸川ローマ役でシーズン2から参加した増田は、「本読みの段階で入らせていただいて、ものすごく緊張しました。皆さんと馴染めるのかという部分で緊張していた」と告白。「ローマはたばこを吸う役だったので、喫煙所で無理やり皆さんとコミュニケーションを図るということを頑張っていたら(柄本)時生さんが仲良くしゃべってくれ、みなさん仲良く接してもらったので楽しかったです」と振り返った。

また、江戸川ローマはもともと標準語の役だったが、最終オーディションで武正晴総監督から関西弁で演じてみるように言われたという。そして、1月に行われたそのオーディションで、武監督から「よいお年を」と言われたことを告白。「完全に落とされたと思い、泣きながら帰った思い出があったんですけど、決まったという話を聞いたあとに、関西出身の役に変更になったと聞いて、すごくうれしかったのを覚えています」と語った。

武監督は「ずいぶん失礼なことを。『いい年が始まるよ』というつもりで言ったんですけど、もう1月になっていたことに気づいていなくて僕もどうかしていました。『決定』って言おうと思ったんですけど、まったく違う風に捉えられていて、反省しています」と申し訳なさそうに話した。

イベントには、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、恒松祐里、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、西内まりや、國村隼、後藤孝太郎監督も登壇した。