俳優の吉沢亮が、デビュー12周年を迎えた21日、約1年ぶりとなる生配信イベント「12周年記念 LIVESHIP しりょう」を開催した。

  • ハワイで購入したシャツのデザインを見せる吉沢亮

黒いシャツ姿で登場した吉沢は「これ私服で~す! 僕のオシャレな私服を見てください。バック、見て! セクシーなひらひらが。これハワイで買ったんですよ」と背中のデザインを紹介。「僕はファンの皆さんからオシャレだと思われてない部分があるんですけど、オシャレですから!」とアピールした。

そして、ゲストに事務所の先輩・今井隆文を迎え、まずはビールで乾杯。今井が「快なり!」と、吉沢が主人公・渋沢栄一を演じているNHK大河ドラマ『青天を衝け』のセリフを言うと、吉沢は「ちゃんと見てくれてる」と反応し、今井が「面白すぎるよ」と感想を述べると、「うれしいわ~」と喜んだ。

『青天を衝け』にどっぷりハマっている今井が、「喜作(高良健吾)が成長しているのがいい」と言うと、吉沢は「そうなんですよ。今まではずっと栄一が振り回している感じだったけど、喜作は武士になって、栄一は商売、勘定の道に。道を違えていくのが寂しい」と吐露した。

生配信ではファンのコメントを随時チェック。『青天を衝け』のお蔵入りシーンの話を求められると、幻となった妻・千代(橋本愛)との初夜のシーンを再現。「お千代、抱いていいか?」と今井に向かって披露し、再び今度はカメラ目線で、渾身の「お千代、抱いていいか?」を披露し、ファンを喜ばせた。

また、吉沢が描いた徳川慶喜役の草なぎ剛の絵をお披露目。絵には「快なり」のセリフも添えられており、「現場で描いた草なぎさん、慶喜さん。快なり! けっこう気合入れて描いたのでなかなかの自信作になっています」と話した。今井とのお絵かき対決も行い、“吉沢亮”というお題では、『青天を衝け』のポスターを真似した自画像を披露した。

肉体改造の話もあった。今井が「いい肉体だよね」と褒めると、吉沢は「鍛えているんですよ、栄一のために。けっこうすごいですよ」と得意げな表情。「村一番の力持ちと言われていた人なので、さすがにひょろひょろでは脱げないなと思って、(筋トレを)長いことやっていました」と明かした。

さらに、「体重のコントロールって難しいですよね。けっこう役でやるんですよ、最近。5月はやばかった。今は通常体重から6キロくらい増えた状態なんですけど、1カ月の間に5キロ痩せて、5キロ戻して、また5キロ痩せるってことをやりましたからね」と体重の増減を告白。「できますか、皆さん! これが役者という仕事なんですよ。大変ですよ」と笑いを誘い、「もちろん仕事のうちですから、やるのが当たり前なんですけどね」と加えた。

『東京リベンジャーズ』(7月9日)にも言及し、「漫画的な表現が多い中で、出ている人たちがものすごいリアルな等身大のお芝居をしていて、ちゃんと背負っているものが見える。見ていてシンプルに熱くなりました。すごくいい映画」と魅力を説明。また、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(8月6日公開)にも言及し、『僕のヒーローアカデミア』好きの吉沢は、「待望の。これのためだけに『ヒロアカ』好きだって言い続けてきたもんですから」と、参加できる喜びがあふれ出ていた。

イベントの最後には、お蔵入りシーンの栄一のセリフをアレンジし、「みんな、抱いていいか!」とカメラ目線で決めた吉沢。「これからもいろんな作品を見てもらいつつ、たまには皆さんと直接話せる機会も作っていきたいなと思っていますので、これからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを送り、最後は「快なり!」で締めくくった。