マイナビは6月16日、「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表した。調査は5月17日〜31日、「マイナビティーンズ」に登録する13〜19歳の女性778名を対象に、2021年上半期に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ」についてアンケートを実施し集計した。

  • マイナビ「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」発表

    マイナビ「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」発表

ヒト1位は「コムドット」

  • 「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」ヒト篇

    「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」ヒト篇

「ヒト篇」の1位は「コムドット」(21.2%)だった。人気急上昇中の男性5人組YouTuberで、その登録者数はなんと200万人超。攻めた企画や個性の強いキャラクターがティーンの間で注目を集めた。2位は、YouTuber「中町綾(中町兄妹)」(19.3%)。定番のフレーズ「すいましぇん」は「コトバ篇」の5位にもランクインしており、兄・中町JPさんとのチャンネル「中町兄妹」の登録者数は60万人を超えている。3位には、「なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.」(16.2%)がランクイン。メンバーそれぞれが個人としても活躍中。

コト1位はAdo「うっせぇわ」

  • 「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」コト篇

    「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」コト篇

「コト篇」では、18歳の歌い手「Ado」さんのデビュー曲「うっせぇわ」(30.5%)が1位に。自身のYouTubeチャンネルで公開した同曲はすぐさま話題となり、「歌ってみた」「踊ってみた」動画投稿やTikTok動画などで多くのユーザーに拡散された。2位は、人気漫画・アニメの『呪術廻戦』(27.6%)。登場する人気キャラクターが「イケボすぎる」とSNS上で話題に。3位には、映画『花束みたいな恋をした』(22.8%)がランクイン。「カップルで見に行かないほうがいい」という意見がTwitter上で多数見受けられるほどのリアルさが、ティーンの間でも話題を呼んだ。

モノ1位は「推しグラス」

  • 「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」モノ篇

    「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」モノ篇

「モノ篇」の1位は「推しグラス」(33.4%)だった。自分の好きなアイドルやアーティストなどの「推し」の名前が大きく書かれたグラスのことで、SNSにアップすることで「推し」を応援出来て、家で「推し活」が楽しめると話題に。2位は、真っ青な色と不思議な食感が人気の「地球グミ」(28.5%)。韓国のASMR系YouTuberがこぞって紹介したことから、日本でも多くのYouTuberやTikTokerの発信によりブーム到来。3位には「綾鷹カフェの抹茶ラテ」(20.1%)がランクイン。クセになる深い味わいと甘みが話題となり売り切れ続出。人気で品薄状態から現在は一時出荷停止となっている(2021年6月3日時点)。

コトバ1位は「はにゃ?」

  • 「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」コトバ篇

    「2021年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」コトバ篇

「コトバ篇」では、「はにゃ?」(37.0%)が1位に。ものまねタレントとして活躍する「丸山礼」さんが、自身のYouTube企画内のJK美術部部長「井上千晶」を演じる際によく口にする言葉で、とぼける時や何か疑問を持った際に使われる。2位は「勝たんしか〇〇」(36.6%)。「○○しか勝たん」のアレンジバージョンで、「勝たんしか○○だよね」と言うと、「◯◯が1番だよね、最高だよね」という意味になる。3位には「おはようでやんす」(32.8%)がランクイン。人気YouTuber「ウチら3姉妹」のメンバー「とうあ」がTikTok配信の中で、ハイテンションで連呼した言葉。「おはようでやんすゲーム」というリズムゲームも派生するなど、ティーンの間で話題となった。