俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)のアクション練習メイキングが15日、公開された。
和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。
今回、日本映画史上初となる週末ランキンング1位&2位独占を記念して、緋村抜刀斎を演じる佐藤健と沖田総司を演じる村上虹郎の『The Beginning』アクション練習メイキング映像が解禁となった。映画オリジナルのシーンとして描かれる、“緋村抜刀斎VS. 沖田総司”の息をのむアクションは、作品を鑑賞したファンからも絶賛の声が上がっている。『The Beginning』でのアクションは、緋村抜刀斎を演じる佐藤にとって、逆刃刀ではない真剣でのアクションとなり、これまでとは全く異なる“命を奪い合う”壮絶なアクションとなっている。また、沖田を演じる村上は『るろうに剣心』シリーズ初参加で、刀での本格的なアクションもほぼ初。クランクイン前にしっかり練習を積んで撮影に臨んだという。
今回解禁となったのは、そんな佐藤と村上の2人が本番さながらにアクション練習に励む貴重なシーン。練習にも関わらず圧倒的な迫力とスピード感をみせており、二人の本気度が伝わってくる映像となっている。さらに、この2人のアクションシーンの撮影では、シリーズでも珍しい長回し撮影も実施されており、一瞬でも刀が触れると致命傷となりかねない、真剣でのアクションの緊張感を表現している。また、映像内では、緋村抜刀斎が容赦なく人を斬り殺すアクションシーンの数々の練習の様子も収録されており、練習の段階から、逆刃刀でのアクションとは全く異なる真剣でのアクションを作り上げるべく、緊張感あふれる現場となっていたことを伺い知ることができる。
さらに今回、撮影現場での様子を収めた、佐藤健と村上虹郎のオフショットも解禁。過酷なアクションシーンの撮影の疲れを感じさせない2人の表情は、緋村抜刀斎と沖田総司、2人のアクションシーンの撮影が充実したものであることを物語っている。
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