俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)の新ビジュアルが11日、公開された。

佐藤健

佐藤健

和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。

6月10日時点で「The Final」の観客動員数は252万人、興行収入は35.4億円、「The Beginning』の観客動員数は55万人、興行収入は7.8億円をそれぞれ突破。2部作合計での動員は300万人、興行収入は43億円を超え、大ヒットを記録している。

今回公開された新ビジュアルの剣心の頬の傷はひとつで、目からは一筋の涙がこぼれ落ちているという、「The Beginning」の内容を示唆するものに。公開直後からSNSでは「涙なしには見れませんでした。剣心と巴さんの想いは永遠です」「ほんと美しくて儚くて深いなと思った、終始なんか胸が苦しかったな、感動」「剣心、巴とも切なくて。あの穏やかない幸せな日々を続けさせてあげたかった、映像に音楽に、もう全てが素晴らしすぎて感動でした」など、剣心と巴によって紡ぎ出される、儚く美しいラブストーリーへの声が数多く上がっている。

また、19日から3週間連続で新しい入場者プレゼントの配布が決定。19日からは「The Beginning」を鑑賞すると、本日解禁となった新ビジュアルと、雪の中で剣心が巴を抱きかかえるビジュアルが両面に印刷されている「『The Beginning』フォトカード」が配布される。また、6月26日からは「The Final」を鑑賞すると「『The Final』フォトカード」が配られ、7月3日から新しい入場者プレゼントの配布も決定している。

12日には、映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』2部作連続で舞台挨拶を開催。「The Final」では、佐藤健、神木隆之介、大友啓史監督が登壇し、「The Beginning」では、佐藤健、有村架純、大友啓史監督の登壇に加え、映画『るろう剣心』シリーズでは初の舞台挨拶となるTaka(ONE OK ROCK)がリモートでの参加を予定している。それぞれのイベントの模様は、ライブビューイングにて全国同時生中継される。