特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』の人気キャラクター「ヨドンナ」を主役に据えた東映特撮ファンクラブ(TTFC)配信オリジナル作品『ヨドンナ』(2021年8月配信)のスタッフと追加キャスト情報が13日、発表された。

「キラメイジャーファイナルライブツアー」の最終日である5月30日に発表されたTTFCオリジナル作品『ヨドンナ』。予告編が公開されるや否や、監督が坂本浩一氏ではないかと話題になったが、果たして実際は……。そう! 多くファンの予想どおり、メガホンを取るのは坂本浩一監督! 上映&限定配信中のVシネクスト『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』から引き続いての担当となる。TTFCとしては『from Episode of スティンガー 宇宙戦隊キュウレンジャー ハイスクールウォーズ』、5月23日より配信開始されたばかりの『仮面ライダーセイバー×ゴースト』に続いて3作品目となる。ボリュームも、1話あたりの尺としてTTFCスピンオフ史上最長の予感……であるとか。

脚本は『魔進戦隊キラメイジャー』のエピソード11「時がクルリと」、エピソード16「マシュマロワイアル」、エピソード24「バンドしちゃうぞ!」、エピソード29「まぼろしのアタマルド」、エピソード35「マブシーナ放浪記」、エピソード38「叔父の月を見ている」を執筆した井上テテ氏が担当。TTFCで好評配信中の「シアターG ロッソ『魔進戦隊キラメイジャーショーシリーズ第4弾』」では脚本・演出を手掛けたほか、TTFCオリジナル作品『仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE』『別冊仮面ライダーセイバー 短編活動萬画集』では全話の脚本を担当している。

さらに、某世界的アクションスター!!……にそっくりなタレントのジャッキーちゃんも出演。本物に負けないオーラをまとい、いかにドラマを盛り上げていくのか、注目だ。

『ヨドンナ』あらすじ

生きている人間のエネルギーを吸収して復活するために、現世にやってきたヨドンナ(演:桃月なしこ)の魂。どうせなら強い奴のエネルギーを吸収しようと、キラメイレッド=熱田充瑠(演:小宮璃央)に狙いを定めるが、どういうわけだかリア充女子高生・柿原さん(演:西葉瑞希)と繋がってしまう。
しかも柿原さん、刑事の兄・章介(演:岸洋佑)が犯罪の証拠を収めていたスマホと自分のスマホを取り違えてしまったせいで、やくざの口縄組に狙われることに。柿原さんが死んだら復活できなくなるヨドンナは、彼女の体を借りてピンチを切り抜ける。
ヨドンナの能力に"ズルパワフル"柿原さんは大喜び。ヨドンナへの信頼を深める。ヨドンナも柿原さんから知らなかった「感情」を学んでいく……。
果たして二人の運命は――!?

岸が演じる柿原章介は、本編ではその存在しか明かされなかった柿原さんのお兄さん。また、ヨドンナと敵対する組織はヨドン軍でも、もちろんCARATでもなく、なんと、やくざの口縄組。「よい子は見ちゃダメ、『キラキラではなくギラギラしたスピンオフ』」という触れ込みに偽りなしのスリリングな展開となっている。

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