ゴールデンウイークが明け、約1カ月が経ちました。時の流れは速いものです。しかし時間が流れたとはいえ次の連休までが長すぎる……!!! そんな絶望に打ちひしがれている人はいませんか? 筆者はそのひとりです。
6月は連休もなく、7月の下旬になるまで祝日は訪れない。そんななかで少しでもホリデー気分を感じたい……。
そこで今回は、「人からもらったけどなんとなく放置し続けているお土産」で、旅行気分を味わっていこうと思います。
泡盛から美味カクテルを錬成
日本の琉球諸島で作られる蒸留酒、泡盛。米を原料として製造させる泡盛は、濃厚で芳醇な香りと甘味を感じられることが特徴のお酒です。
味わい深いお酒のひとつですが、独特な味わいと高いアルコール度数から苦手意識をもち、いただきもののお土産がタンスに眠っているという人がいるかもしれません。そんな泡盛を主役に、筆者が沖縄のタクシー運転手に聞いた「泡盛の美味しい飲み方」をご紹介していきます。
今回解放するお土産「那覇特選泡盛」ミニボトルセット
今回使用するお土産は沖縄県 那覇市国際通り商店街でも売られている泡盛のミニボトルセット。もらったことがある! という人も多いのではないでしょうか。
泡盛のラインアップはこんな感じ。
▼久米仙
スッキリしていて飲みやすく、麦常駐にも近い味わい。芋焼酎が苦手な人などでも、とにかくこのまま飲んでも美味しい泡盛。
クセがなく、誰からも愛されそうな一品。▼南風
今回飲んでみる3品の、丁度中間に位置するくらいの味わい。
泡盛を感じられつつも、クセの強すぎない味わいは絶妙。焼酎に飽きてきた時、ちょっとした気分転換で飲みたい1本です。▼大平
THE泡盛という独特のコクをしっかりと堪能できる1本。正直自分にはパンチが強すぎるが、ちびちびとゆっくり飲み進めるには贅沢な品。 優雅な晩酌を楽しむには最高!
早速カクテルを作っていきましょう!
【シィクヮシャー×泡盛】沖縄の名物コラボで圧倒的うまさを体感
まずは沖縄の王道同士をかけあわせた【シィクヮシャー×泡盛】からトライ。
こちらは結論から言うと、どちらの泡盛と合わせても最高に美味しい!! 事前に合わせることを仕組んでいたかのような相性に惚れぼれしてしまいます。
▼今回割りものに使ったのはこちら
泡盛をお土産でもらう可能性がある際には、こちらのシィクヮシャージュースも合わせて依頼することをおすすめしたいところです。
今回割りものに使用した「シィクヮシャー」は、ジュースの原液となるものですが、原液:泡盛の比率を1:2くらいで飲むと果実感たっぷりの泡盛シークワーサーを楽しめます。
シィクヮシャーの爽やかな酸味が泡盛のコクと混ざり合い、フレッシュな味わいに仕上がります。泡盛の味に苦手意識がある人でも、フルーツティー美味しさを楽しめるはずです。
【牛乳×泡盛】泡盛の甘味と牛乳のマリアージュで舌鼓を打つ!
つづいていただくのは、意外すぎる組み合わせにギョっとしてしまう【牛乳×泡盛】のカクテル。こちらは牛乳 : 泡盛を7 : 3くらいでいただきました。
……なんとめちゃんこうまい!!!
なぜかはわからないのですが、泡盛と混ざることで牛乳の甘味がより引き立ち、とにかくクリーミーなお酒が出来上がります。
3種類の泡盛でカクテルを試してみたのですが、特に相性が良いのは「大平」でした。牛乳と合わせることで泡盛のアルコール感が緩和し、泡盛のコク深い味わいをより高めるような感じです。
香りが強い「大平」とではくどくなってしまいアンマッチかも……? なんて思ったのですが、全くそんなことはありませんでした。
ちなみに久米仙とでは、牛乳の味が強くなりすぎてしまい、泡盛を楽しんでいる感は弱まってしまう印象。
ですが美味しさとしては◎。クリーミーな牛乳と泡盛のマリアージュが堪能できる、最高のカクテルが出来上がりました。
【コーヒー×泡盛】カフェインとアルコールをガツンと感じる大人の味
そして最後もまさかの組み合わせとなる【コーヒー×泡盛】のカクテル。これも先ほど同様、コーヒー : 泡盛を7 : 3くらいでいただきました。
これも美味しいのか……。今回の企画は驚きしかありません……。
コーヒーの深みにスッキリとしたコクがプラスされ、爽やかな味わいを感じられます。
特に相性の良さを感じられたのは「南風」とのカクテル。コーヒーと泡盛の香り、味わいのバランスが丁度よく、どちらの美味しさも合わせて感じられました。
コーヒーとの組み合わせの場合は、久米仙だと少し味が薄すぎて、大平だと子過ぎてしまう印象。
▼今回割りものに使ったのはこちら
なお、今回使用したコーヒーは、沖縄県にある嘉手納町ネーブルカデナにお店をかまえるコーヒー屋さんのオリジナルブレンド。
元はコーヒーが苦手だったというマスターが"誰にでも飲みやすいコーヒー"をテーマに作られたもので、苦すぎず薄すぎず、とても飲みやすい味わいの一品です。
正直なところ筆者はあまり泡盛が好きではありませんでしたが、泡盛カクテルとの出会いによって、もはや泡盛好きに転じてしまいそうです。タクシー運ちゃんありがとう。
後半には飲みすぎて「美味しい!!!」しか感じられないシーンもあったのですが、とにかく泡盛の魅力に気づくことができました。
泡盛はオンラインでも購入できるかと思いますので、次の連休までの気分転換に旅行気分を楽しみたい人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。