MS-Japanは6月9日、「管理部門の副業実態」に関する調査結果を発表した。調査は2月19~26日、Manegy会員502人(経理・財務/152名、人事・総務/114名、法務/35名、経営企画/53名、広報・IR/11名、その他/137名)を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「副業は認められているか」と聞くと、「認められている」(35%)、「認められていない」(59%)、「現在離職中」(6%)だった。

  • 副業は認められているか

次に「副業をしているか」と尋ねると、「している」(13.9%)、「検討中」(12.4%)、「していない」(61.2%)、「予定なし」(12.5%)となっている。

  • 副業をしているか

そして「1ケ月あたりの副業による収入」を聞いたところ、「~5万円」(47.1%)、「5万~10万円」(23.1%)、「10万~30万円」(8.7%)、「30万円以上」(21.1%)、「副業をしていない」(79.3%)という結果だった。

  • 1ケ月あたりの副業による収入

なお、収入額が「5万円以下」「5万~10万円円」の人の大半は、少額の投資やアンケートモニターなどの比較的誰にでもできる副業を行い、「10万円~30万円」「30万円以上」の収入を得ている人は、投資や資格やスキルを生かした仕事を行っていた。

同社は「どのような副業をするかによって労働環境面でも収入面でもかなりの違いが出てしまうため、自分のライフプランや本業との兼ね合いを考えた上で判断することが大切になってくるでしょう」とコメントする。