テレビ東京の新ドラマプレミア23枠『シェフは名探偵』(5月31日スタート 毎週月曜23:06〜)のオンライン取材会が行われ、西島秀俊、濱田岳、神尾佑、石井杏奈が登場した。
同作は累計発行部数29万越えの近藤史恵の人気小説シリーズ『タルト・タタンの夢』『ヴァン・ショーをあなたに』『マカロンはマカロン』を原作にした連続ドラマ。小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ、三舟忍(西島)が人並み外れた洞察力と推理力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解くグルメミステリードラマとなる。
撮影について、西島は「毎日同じ所に行って同じ撮影。定期券を買った人がいたというくらいの感じだったので、撮影してるのか本当にレストランに就職したのかわからなかった」と苦笑する。「だんだん神尾さんと普通に仕込みをするようになったりして、料理の途中に演技をしているような不思議な感覚でした」と振り返った。
濱田も「僕も『ビストロ・パ・マル』に就職してるかのような気分で、毎日同じ職場で役柄としてゲストのおもてなしをして、全てが良いも悪いもシンクロしてるので、謎のリアリティがすごくありました」、神尾も「従業員として生活してた1カ月半でしたね、お店が地下だったので、昼も夜もわからず時間の経過も良くわらからず過ごして野菜を切ったりしてました」とリアリティたっぷりだった様子。神尾は「バイトしてる頃を思い出してすごい気分でした。色んな感情が交じったリアリティです」としみじみとしていた。
また石井は「ワンシチュエーションドラマは初めてで、ずっと同じメンバーで1カ月半いることがなかなかないので、毎日苦楽を共にして楽しかったし、大変だったこともあったんですけど、お三方の面白さにたくさん笑わせていただきながらやることが出来たなと思いました」と先輩達に感謝した。
誰が1番名探偵に向いているかという話では、西島が「誰も向いてないんじゃないですかね?」ときっぱり。神尾が「岳くんが一番アンテナを張ってる」と言うと、西島が「ほんとですか?」と聞き、濱田は「それ、僕が言うことですよ。なんで先に言っちゃうんですか!」とつっこむ。一方、石井については神尾が「どうでもいいと思ってるもん、いろんなこと」、濱田が「うるせーおじさん達だなと思ってたでしょ」とからかい、石井は「みんなの性格を分析してました」と主張する。
さらに濱田は「好奇心とかチャレンジするという意味では、オーナーはどうですか? 佐藤寛太くんはあの無邪気な好奇心は探偵に向いてる」と探偵向きなキャストを発見。石井も「佐藤さんで」と同意し、西島は「ことなかれ(主義)」と笑顔でつっこんでいた。