TOKIOの城島茂が、10月にスタートする日本テレビの深夜ドラマ『サムライカアサン』(Huluでも配信)で、連ドラ初主演を務めることが22日、明らかになった。

城島茂 (C)NTV・J Storm

板羽皆氏のコミックが原作の同ドラマは、城島演じる大阪の“激うざオカン”・伊佐木よい子が、全力の愛情で夢を見つけて歩き始めた反抗期の息子・たけしの背中を押し、実家から巣立つ“卒業”までを描くもの。回を追うごとにパワーアップしていくオカンや、愛らしい登場人物たちが登場し、前向きで元気に、心もほっこり温かくなるコメディだ。

城島は「50歳で連ドラ初主演になるのですが、この歳にしてちょっとドキドキしております。普段バラエティばかりなので、ドラマのお話をいただいて驚きましたが、オカン役には全く抵抗なく(笑)、こうして伊佐木よい子の姿になったら、ますますその気になりました。自分の中の母性という部分では、TOKIOのメンバーのことはすごく小さい頃から知っているので、当時のやんちゃな時代が垣間見える、照れ臭そうな笑顔を見ると、カメラを向けてこっち向いて!と言いたくなることはありますね(笑)。親は子と共に成長すると聞きますが、僕もこのドラマを通して親として成長できたらと思います。『サムライカアサン』は、出てくる登場人物みんなが主役で、それぞれの人生を一生懸命生きていて、それを見ながら私も頑張らな!それでええやん!って励まされる、笑いたっぷり、ホロリもいっぱいの物語です。10月の放送までぜひ楽しみにしていてください!」とコメント。

原作の板羽皆氏は「オカンの役がTOKIOの城島茂さんだと初めて聞いた時、喜びと驚きと同時に『オカンの姿がとても似合いそう』と、とても深い納得がありました。モコモコパーマに割烹着姿の城島さんが頭に思い浮かんではとてもしっくりと可愛くて、愛おしい気持ちになります。家族大好きな大阪のオカン。泣いたり笑ったり怒ったり、家族を想う心情や言葉が城島さんオカンから出たらきっと、やさしくあたたかく響くにちがいありません。可愛くて楽しくてパワフルな城島さんオカンで、たくさんの方に楽しい気持ちになっていただきたいです。ドラマ『サムライカアサン』、ぜひお楽しみに!」と期待。

演出の内田秀実氏は「『サムライカアサン』で描かれている世界は、誰もが共感できる母親と息子の青春の1ページです。 反抗期バリバリ・親子ゲンカ上等の頃って、母親がうざくてしょーがない!ものですよね(個人差ありますが…)。 でも、大人になってから“その頃”を思い出すと、母の温かさ、ありがたみを強く感じます。『超うざい』『ホントはやさしい』『なんだか笑える』…様々な側面を持つ“オカン”像を、城島茂さんなら、女優さん以上に嫌みなく、もっと面白く表現していただけるのでは? そんな期待を込めて出演をお願いしました。 皆さん、どうぞお楽しみに!」と話している。

  • (C)板羽皆/集英社