お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、16日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、コブクロ・黒田俊介の不倫報道に言及した。

松本人志

音楽デュオ・コブクロの黒田俊介は11日、不倫疑惑と相手女性の自殺未遂疑惑が文春オンラインで報じられたことを受け、事務所との連名コメントを公式サイトに発表。「このような記事に至ったことは、黒田の不徳のいたすところであり、大変責任を感じております」としながら、「ファンのみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑ご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

このことについてコメントを求められた松本は、「ラブソングを歌うような何人かのアーティストさんに、ちょっといじわるな質問をしたことがあります」と切り出し、「奥さんと出会う前の恋愛だけで、その記憶と思い出だけでこの先も曲を書けるのか、結婚以降の恋愛ナシでこの先もラブソングを書き続けられるのか」と数名のアーティストに投げかけた疑問を回顧。「全員がモゴモゴ言いますね。みんなモゴモゴ」と明かして笑いを誘った。

さらに、「それを芸人に置き換えると、コロナで全然遊びにも行けないし、劇場もないし、芸人同士で飲みに行ってディスカッションもできてないから、面白エピソードができないんですよ。1年以上そういう話がないんですよ。これを作り話で面白エピソードを作るわけにもいかないじゃないですか」と芸人にも重ね、「それと通ずるものがあって、やっぱり恋愛してないとラブソングは歌えないだろうと思うんですけど」と推測した。

「嫁の愛だけ語っているようなミュージシャン、気持ち悪いで」と苦笑した松本。ピアニストの清塚信也は「それだったら歴史的に名曲は生まれてないです」と納得し、松本の「結婚以降の恋愛ナシでこの先もラブソングを書き続けられるのか」に対して「無理ですよ」と断言していた。