ヤマハ発動機の「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」は5月1日、ソルトレイクシティ(アメリカ・ユタ州)で開催されたAMAスーパークロス選手権(AMASX)250SXクラスの最終戦にて、イースト&ウエストのダブルチャンピオンを獲得した。

  • AMAスーパークロス選手権250SXヤマハ発動機の「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」がイースト&ウエストのダブルチャンピオン獲得

    AMAスーパークロス選手権250SXヤマハ発動機の「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」がイースト&ウエストのダブルチャンピオン獲得

「AMAスーパークロス」は、起伏のある地形を利用して行う伝統的なモトクロスレースとは異なり、野球などのスタジアムに土砂を運び込み、タイトコーナーと多数のリズム&ジャンプセクションで構成する特設コースで行うオフロードレース。クラスは使用する車両の排気量で「450SX」と「250SX」に分かれ、最高峰クラスが「450SX」。一方の「250SX」は、「450SX」への登竜門として位置づけられ、若手ライダーが中心に参戦しており、大会が開催されるエリアで「ウエスト」と「イースト」という2つのシリーズ戦が設けられている。

ヤマハ発動機の「Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team」は、この「250SX」クラスにYZ250Fで参戦。イーストにはコルト・ニコルズ選手が、ウエストにはジャスティン・クーパー選手が参戦し、それぞれ自身初となるチャンピオンに輝いた。

同チームのライダーが両クラスのチャンピオンを獲得するのは2012年以来のことで、ヤマハでは初の快挙。チームはこの後、5月29日に開幕するAMAモトクロス選手権に参戦し、AMASXとのダブルチャンピオンを目指すという。