メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」が29日、配信ライブ「コント×超特急」を開催した。

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「コント×超特急」はフジテレビのコント制作チームとともに、地上波番組のほか、オンデマンド・ソーシャルメディアとも連動させ、地上波番組・リアルイベント・ネット配信・オンデマンドなどそれぞれで楽しめるものを発信していく新企画。

超特急は"ダサカッコイイ"をキーワードに、正統派ダンスボーカルグループの魅力を持ちつつ、クセの強い世界観のパフォーマンスも数多く行ってきたが、そこへ俳優として活躍してきた経験や、長年培ってきたチームワークなども加わり、お笑いコンテンツとして彼らを知らずとも楽しめる仕上がりとなっている。

今回のコントは「純愛」をテーマにし、リョウガ・タクヤが演じる男女の出会いから別れまでを描いた純愛劇パロディがオムニバス形式で展開された。劇中にはタカシ・ユーキ・カイが演じるクセの強いキャラクターたちも多数登場。タカシは美少女の抱き枕を持ったオタク、ユーキは競馬場で怪しい情報を売る男、カイは全身タイツを身にまとったシュールな男などを演じ、コントを大いに盛り上げた。

音楽を絡めたコントも合間に行われ、楽曲を一発撮りする模様を収めたYouTubeの人気番組をオマージュしたコーナーでは「ルパン3世」「お笑い芸人のツッコミ」などメンバーそれぞれがモノマネを披露。音楽番組をテーマにしたコントでは超特急でヴォーカルを務めるタカシが「マジで何なんだ」をテーマにした楽曲を歌唱する。「雪見大福を1つくれと言ってくるやつ」「恵比寿で合コンしているやつ」など、「何なんだ」と思う事をテーマにした歌詞と共に、クオリティの高い楽曲を披露した。

今回の取り組みについて、メンバーたちは「アドリブが多く、リハーサル通りに行っていない」と苦笑いを見せつつ、「超特急を知らない、お笑いやコント好きの方にも笑って頂けるクオリティにしていきたい」と今後に対する意気込みも見せていた。