5月は皐月(さつき)とも呼ばれます。皐とは、苗を植え農作業で忙しい時期を指すとされます。暖かく穏やかな日も多くなり、新緑も美しく映える季節ですね。それでは、2021年5月の開運行動をご紹介します。

季節の変わり目となる春の土用が5月4日に土用明けを迎えます。端午の節供となる5月5日は、立夏(りっか)でもあります。立夏は1年を24等分して季節の移り変わりをあらわした雑節の中の1つです。雑節という言葉はあまり聞きなれないかも知れませんが、夏至や冬至も雑節となります。

立夏は、少しずつ熱くなっていく、夏のはじまりです。夏の雑節は、立夏からスタートして、「立夏」、「小満(しょうまん)」、「芒種(ぼうしゅ)」、「夏至(げし)」、「小暑(しょうしょ)」、「大暑(たいしょ)」とつづきます。夏は陽となる火のエネルギーをもち、暑い夏は火のエネルギーがMAXになります。

温かな太陽の日差しを受け、咲き乱れる花のように、あらゆる生命が輝き、活動的になるときです。火のエネルギーは、木のエネルギーがあることで、勢いを増し盛んになります。新緑を楽しむことで、運気もアップさせることができます。

今すぐやりたいGOODな開運行動

5月5日は、子供の日。健やかなお子さまの成長を願う端午の節供です。奇数は陽の気をあらわし、奇数が重なる陽の日は強いパワーを放ちます。菖蒲(しょうぶ)の強い香りは、魔を祓うエネルギーをもちます。大人も子供も菖蒲湯につかり、健康運をアップさせましょう。

また、5月5日は「春の土用」明けです。土用殺の凶意を受ける心配がなくなります。ゴールデンウイーク中でもあり、まとまった休みが取れる人も多いとき。これまでできなかったことを始めるチャンスです。

5月9日は、母の日。日頃の感謝の気持ちを込めて、心こもったプレゼントを贈りましょう。送る方にも送られた側にも温かなエネルギーが巡り、運気がアップします。

やってはいけないNGな悪運行動

5月4日までは、春の土用です。土用殺となりガーデニング、引越など土をいじることは、よくないとされています。重要なライフイベントも、5月5日以降にするのがオススメです。

夏は暑さが体内にこもりやすい季節。体を動かして汗をかくことで、体内の熱が放出されていきます。コロナ過とはいえ、家でゴロゴロしているだけですと、マイナスの気が溜まりやすく、自分の運気も停滞してしまいます。

本格的な夏の到来に備え、体を動かし新陳代謝を高めておきましょう。体の健康維持に加え、いい波に乗る運気を落とさないプラスの効果があります。

いかがでしょうか。心地いい爽やかな風を受けて、夏の気配を感じてみましょう。