K-1王者の武尊が、きょう29日に放送される日本テレビのバラエティ番組『アナザースカイ』(毎週木曜24:59~ ※関東ローカル)に出演する。
武尊の「アナザースカイ」は、出身地・鳥取県米子市。鳥取県は、別名「星取県」と称されるほど星空観光スポットで、青春時代の思い出を鮮明に思い出す場所が海岸だった。夜の星空を見に、布団を持参したこともあるという。
中学時代の友人とは、今でも親交があるという。親友も合流し、今回卒業以来14年ぶりに母校を訪れ、校舎内を見学することに。学び舎内を巡っていると、校内には武尊のポスターが飾られていた。そして、ここで初めて、あの人気バンドのメンバーが同校出身者だということを知る。1学年下の後輩だったといい、当時こだわっていた髪型の話、文化祭でやったバンド、卒業式のボタン等、青春時代の思い出話は尽きることがなかった。
そんな少年が、キックボクシングを始めたのは16歳の時。当時通っていたジムにも訪問する。開口一番「K-1に出たい」と豪語していたという。当時はまだサークル活動程度だったものの、武尊の熱意によって、ジムの人たちもキックボクシングを勉強・研究し、教えてくれた。
このジムで、「殴り合う楽しさ」を教わったという。「楽しむことで、いいパフォーマンスができる」…それを教わったのがこのジムだった。武尊にとって殴り合いは「仲のいい友達と話している」感覚だという。殴り合いが噛み合うと、心が通じ合っているような感覚になり、自然と笑顔になる、試合中の笑顔はここからきているのだという。
地元には応援してくれる人がたくさんいる。そんな武尊が格闘技を始めた原点、空手の道場へ。K-1では現在の所属ジムを背負っているが、原点であるこの空手道場をも背負って戦っている。自分が負ければ、この空手道場の、先生の空手に泥を塗ってしまう、勝ち続けなければならない、と強く思っている。
今夜の放送には、岩本乃蒼アナウンサーがアシスタントとして初参加する。