オープンワークは4月27日、「新卒入社してよかった会社ランキング2021」を発表した。同ランキングは、同社が運営する、就職・転職のための情報プラットフォーム「OpenWork」に投稿された、20代新卒入社社員(2014年以降入社)による回答11万9,149件を集計したもの。

  • 「新卒入社してよかった会社ランキング2021」トップ30

    「新卒入社してよかった会社ランキング2021」トップ30

同ランキングでは、OpenWorkへ会社評価レポートを投稿する際、「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」という質問に0~10点で回答するネットプロモータースコア(NPS)を採用している。

「新卒入社してよかった会社ランキング2021」の1位は、「グーグル合同会社」だった。クチコミを見ると、「とにかくスピード感があります。物事の意思決定やその後のプロセスが早く、問題が起きてもあっという間に方向性が決まります。取り組むべきタスクも非常に早く出てきます。周りが早く動く分、自分も同じスピード感で働くことが求められます。(アカウントマネージャー、女性、グーグル)」といったコメントをはじめ、個人の裁量が大きくスピード感のある働き方、多様性が尊重される組織風土であることがうかがえる結果に。NPSは、平均9点という非常に高い点数を獲得した。

以下、2位「ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン」(NPS平均点8.846点)、3位「サイボウズ」(同8.111点)、4位「コスモスイニシア」(同8.000点)、5位「アシスト」(同7.857点)、6位「Sansan」(同7.714点)、6位「キュービック」(同7.714点)、8位「マッキンゼー・アンド・カンパニー日本」(同7.667点)、9位「JSOL」(同7.615点)、10位「電通国際情報サービス」(同7.600点)となった。

トップ30にランクインした企業のクチコミを見てみると、若手の内からチャレンジできる環境や、上司や先輩とのフラットなコミュニケーションを評価する声が多く見受けられた。