アイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里が22日、ドラマ『クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術』(カンテレ 4月22日スタート、毎週木曜24:25~/BSフジ 5月1日スタート、毎週土曜24:30~)の取材に応じ、“ドS”キャラを演じた感想などを語った。

乃木坂46の久保史緒里

“ブラック心理術”を巧みに利用し、相手の心を翻ろうするミステリアスな女・クロノサキ(久保)にもてあそばれる人々をブラックユーモア満載に描くサスペンスドラマの今作。普段、乃木坂46のメンバーから「ドM」と言われることが多いという久保だが、ドSで毒舌な謎の女を演じた今回の撮影が終わると、「仲の良い後輩の田村真佑に『Sっ気発揮してるのかな?』という瞬間がありました」と、役が乗り移ったことを感じたそうだ。

また、撮影前に「堂々としてほしい」と言われていたが、撮影初日に「思ったよりも下を見てますね」と指摘され、「私、普段こんなに下を見て歩いてたんだな…と思いました。私の中では上を見て歩いているつもりだったので癖になってるんだなと思い、それを取り外していく作業は早い段階で悩んだ場所ではありましたね」と苦労したことを明かす。

そんな約1カ月の撮影期間を経て、「メンバーに会ったら『顔がすごく大人っぽくなったね』と言われたので、まさか外見で変化があると思ってなかったのでうれしかったです」と、変化があったそう。内面においても、「人と話して目を合わせて笑うという、当たり前かもしれないことがすごく楽しくてかけがえのない時間なんだなというのを、この現場の皆さんに教えていただきました」と発見があった。

今回が連ドラ初主演作となるが、「初めての主演がこの作品で良かったなと心から思えました」と充実の様子。「会社や親子や学校や、いろんなものをテーマに扱っていて、様々な悩みを抱えてる方に向けて人生を生きやすくするヒントが転がってるドラマになってると思うので、たくさんの方に見ていただきたいなと思います」と呼びかけた。

なお、きょう22日17時ごろから、ドラマの公式Twitterで久保が生配信を実施する予定となっている。