西武鉄道はリニューアルを進めている「西武園ゆうえんち」について、5月19日のグランドオープンを発表した。新しい「西武園ゆうえんち」は、1960年代をイメージした世界観に一新。エントランスには長崎電気軌道から譲り受けた路面電車(1051号)を設置し、来園者を「新しいけど懐かしい非日常の世界」に誘う。
30店舗が並ぶ「夕陽の丘商店街」は、単に古い街並みを再現するだけでなく、予想のつかないライブパフォーマンスが至る所で起き、来園者も巻き込んだ新しい没入体験を楽しめるという。
商店街から見上げる丘の上に建つ映画館「夕陽館」には、ゴジラをテーマにした世界初の常設ライドアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」が登場。ゴジラやキングギドラたちが激闘を繰り広げる中を特殊装甲車で駆け抜ける、スリル満点の体験を提供する。
商店街を抜けた先には、「西武園ゆうえんち」のシンボルである大観覧車やメリーゴーランド、回転空中ブランコなど、心の底から懐かしさに没入できる遊園地のアトラクションが広がる。商店街の外には、手塚治虫氏の人気作品『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』のキャラクターが登場する「レッツゴー! レオランド」が誕生。ジェットコースター「アトムの月面旅行」、回転型ライドアトラクション「 飛べ!ジャングルの勇者レオ」といった6つの体験を楽しめる。
園内での買い物には「西武園通貨」を使用。昔の紙幣を感じられるように色合いや手触りにこだわった「百園」「拾園」を発行し、買い物体験そのものがアトラクションになることをめざす。
入園とアトラクションフリーがセットになった「1日レヂャー切符」は大人4,400円・こども3,300円。3歳未満は無料となる。