4月20日にスタートするTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(毎週火曜22:00~22:57)で主演を務める女優の川口春奈と共演の横浜流星がこのほど、オンラインで取材に応じ、本作への意気込みを語った。

  • 川口春奈と横浜流星 撮影:濱田英明

このドラマは、綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深める中で、鎧を脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。主人公の“着飾る女”真柴くるみ(ましば・くるみ)を川口春奈、真柴とひとつ屋根の下で暮らすことになる“ミニマリスト男”藤野駿(ふじの・しゅん)を横浜流星が演じる。

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』での好演も記憶に新しい川口は、初のTBS火曜22時枠出演。出演が決まった時の心境を、「純粋にうれしかったです。内容もみんなでルームシェアしているという、おうちの中では和気あいあいとにぎやかなのかなと想像して、撮影が楽しみだなと思いました」と告白した。

2019年1月期に放送された『初めて恋をした日に読む話』(『はじこい』)以来、2年ぶりのTBS火曜22時枠凱旋となる横浜は「間違いなく僕を大きくしてくれた枠に2年の月日を経てまた帰ってこられたことがまずうれしかったですし、(プロデューサーの)新井(順子)さん、(演出の)塚原(あゆ子)さんの作品も大好きでいつか一緒にやりたいと思っていました。川口さんとも以前共演しているんですけど、ガッツリと楽しみながら作品作りできたらいいなと思っています」と話した。

2人は、Amazonプライム・ビデオ『しろときいろ~ハワイと私のパンケーキ物語~』(2018)以来、約3年ぶりの共演。川口は「3年ぐらい経ちますが相変わらずスマートで」と横浜の印象を述べ、「そのときよりお互い年も重ねたので、より大人な感じの恋愛を一緒にやれることがうれしいです」と語った。

川口は、演じる真柴について「会社の中では鎧を着ているというか、オンとオフが激しいキャラクター。会社でみんなのためについつい頑張っちゃう部分と、家に帰ってからのギャップをかわいく表現できたらいいなと思います」と説明。また、台本の感想を「駿と出会ってどんどん惹かれたり、考え方がお互い変化していく姿が丁寧に繊細に描かれていたので、純粋に面白いですし、変化のつけ具合を意識してやりたいなと思いました」と話した。

横浜も台本を読んだ感想を、「真柴と駿という対照的な2人で、そんな2人のかけ合いや、ルームシェアのメンバーでのかけ合いが独特で、面白いなと。シェアハウスだから起きる展開だったり、さりげなくキュンとするポイントも抑えていて、それがすべてまとまっていたのですごく面白いなと思いました」と明かし、「本がすごく面白いからこそプレッシャーも感じます。カメラ回ってないときの関係性も空気感で出てくると思うので、みなさんと一緒にコミュニケーションをとって楽しくできたらいいなと思いました」と意気込んだ。

ルームシェアを自身がするとなったら……という質問になると、川口は「私は絶対できないですね」と答え、「自分が弱っていたり寂しいなという思いはなくなるというか、共同生活のメリットもあるのかなと思いますが、個人的には絶対無理ですね」ときっぱり。横浜も「一緒。僕もできないですね」と同調し、「誰かがいると気が休まらない。自分のペースも大事にしたいタイプなので今は考えられないかな」と笑った。

スタイリスト:(川口春奈)杉本学子(WHITNEY) ※衣装協力:マッシュスタイルラボ、ジュエッテ (横浜流星)山田知佳(東京衣装) ヘアメイク:林美穂、片山栞(アーツ)