お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が21日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』に出演。長い付き合いがあるものの、“犬猿の仲”とされている千原兄弟・千原ジュニアに対し、謝罪したかったことを打ち明けた。
この日公開した動画「【犬猿の仲】千原ジュニアとの間に起きた数々の揉め事について検証トークしました」内で、約2年ぶりの対面を果たした2人。ジュニアを前に、「うれしさ反面、謝らなきゃいけないこと、色々話したいことがあってさ」と話し始めた宮迫は、2001年に起こったジュニアのオートバイ事故について、「事故で死にかけたやんか。死にかけたときの、あそこの謝罪がちゃんとできてないのよね」とつぶやくように告白。
当時を振り返り、「仲良くはないねんけど、俺の中で、ダウンタウンに勝つためにどうすればいいか? の一番手がジュニアやったから。俺らは人気はあったけど、カリスマ性がない。俺が求めても得られないものがあって、同世代の頂点がジュニアやった。ジュニアを獲得しなければ、ダウンタウン、松本人志さんに勝てるわけがない。ジュニアと一緒になったら、もしかしたら……っていうのがあった」と語った宮迫。そんなジュニアへの熱い思いを秘めていたころ、雨上がり決死隊と千原兄弟がメインを務める新番組がスタートすることになり、「めちゃくちゃ期待してたというか。担ぎたいと思ってたヤツと、一緒に仕事ができるって、ものすごいテンション上がってて」と、大喜びしていたそう。
しかし、新番組の打ち合わせの翌日に事故が起こり、「みんなが心配してるのに、俺だけ『何してくれてんねん!』ってキレててん。俺の中ですっごい思いがあって。どちらかというと、“お山の大将”タイプやから、後輩を担ぐってなかなか考えへんことやったから。勝つための一番の武器やと思ってた人が、そうなったときに、俺すっげーショックで……。いまだに忘れんくらい覚えてる」と、正直な気持ちを吐露。それ以降、ジュニアと会うと、「なんか揉めるようになってん。しゃべることがずっとズレるのよ。俺の思いとジュニアの思いが違うから」と、そりが合わなくなってしまったことを明かすと、黙って話を聞いていたジュニアは、「そういう思いがあるとは、俺は知らんからね」と返していた。