今年はコロナ禍もあり、マスクは当たり前。加えて春は花粉の季節。つまり、花粉症対策が必要な人にとって憂鬱な時期だ。そこで今回は、マイナビニュース読者に「自分だけ」の花粉症対策や、愛用している100均対策グッズを聞いてみた。
日常的にマスクをして外出するようになったので、以前よりは症状を抑えられている人も多いかもしれない。アンケートの結果でも、花粉対策として専門のマスクをするという意見が多く聞かれた。それでも、つらい症状に悩まされている人たちは、それぞれ工夫をしてオリジナル対策法を編み出しているようだ。
花粉症対策に使えるお勧めの100均グッズ
ある ———30.8%
ない ———69.2%
約3割の人が、お勧めの100均グッズがあると回答している。具体的に聞いてみた。
コスパの高さからマスクは100均で購入
・ 「花粉対策マスク、花粉を防ぐことができます」(38歳男性)
・ 「30枚100円のマスク、以前は100枚100円だったけど、それでもここまで価格が戻ったのは嬉しい」(51歳女性)
・「マスクの二枚重ね、安くてカラーバリエーションンがある」(64歳男性)
「痒い目はメガネで防御」が最多数
・ 「花粉対策メガネ、紫外線もカットしてくれるのがいい」(25歳女性)
・「自然なメガネ」(36歳男性)
・ 「私は普通のサングラスか老眼鏡で予防できています」(52歳男性)
・「メガネはあなどれない」(51歳男性)
・「花粉対策用メガネ、いろいろな対策用グッズがあるが、花粉対策用メガネはコストパフォーマンスが抜群に良いと思う」(30歳男性)
鼻水対策にはやはり「鼻栓」
・「鼻ぽん。鼻水が垂れるのを抑えられるから」(46歳女性)
・ 「鼻ぽん。マスクをしていれば見た目はわからなく鼻の穴に入れれば鼻水が出ない」(55歳男性)
・ 「鼻栓。鼻水が抑えられるので」(35男性)
安眠のための秘密兵器
・ 「鼻腔拡張テープ。鼻づまりの解消でよく眠れるから」(71歳男性)
・「花粉用アイマスク寝るとき使う」(47歳男性)
100均ならではアイデアグッズ
・「回転式ほこり取り服についた花粉を取るのに役立つ」(37歳男性)
・ 「ミントオイル。マスクに付けたり香りを嗅ぐと鼻も気分もスッキリする」(44歳女性)
・「鼻うがい薬は気持ちよくてお勧めです」(51歳男性)
・「鼻うがい用のボトル」(42歳男性)
花粉防御用のマスクとメガネは、コスパの高さから100均で購入するという人が多かった。花粉用でなくても、普通のメガネをかけるだけで効果があるという。
マスクは一時期、どこでも品薄になって苦労したが、最近はドラッグストア以外に100均でも手に入るようになった。毎日使うものなので、コスパを重視したいグッズだ。
また、衣服についた花粉対策も重要。100均のホコリ取りなら、コンパクトサイズで持ち歩きもしやすい。
これは効く!? オリジナルの花粉症対策は
今年から ———12.1%
去年から ———21.3%
5年前から ———31.0%
10年以上前から ———35.6%
花粉症には「これ」といった特効薬がない。人によって、症状の重さもまちまちで、マスクなどの外的防御だけである程度抑え込むことができる人もいれば、専門医の処方による薬を飲んでもなかなか改善されないという重症の人もいる。
長期間、花粉症の症状で辛い思いをしている人たちは、それぞれ、独自の対策法を試みているようだ。どんな対策があるのかを聞いてみた。
花粉症10年以上の対策は王道
・「医師から薬を貰っている」(64歳女性)
・ 「睡眠をたっぷり取る」(54歳男性)
・「ヨーグルト類を多く取る」(62歳男性)
・「顔に花粉対応のスプレーをする」(41歳男性)
・「マスクの内側にミント系オイルを吹き付け、鼻通りをよくしたり、ミントタブレットを常時食べたりする」(59歳男性)
・「食生活を改善する」(38歳女性)
・「朝のメイク前や症状がキツイときには、蒸しタオルをします。目のかゆみも鼻のムズムズも楽になります。外出時には目の周りや鼻の中に白色ワセリンを塗っています。数年前より過ごしやすくなっています」(43歳女性)
花粉症歴5年の試行錯誤
・「家に帰ってきたらなるべく早く風呂に入って花粉を家に持ち込まない」(34歳男性)
・「マスクの下で鼻にメンソールの液体を付けたティッシュを鼻に突っ込む!」(28歳女性)
・ 「朝起きたらホットミルクを一杯飲む」(53歳男性)
・「 甜茶を飲み、ヨーグルトをいっぱい食べる」(48歳男性)
・「塩水で鼻うがいすると、痛いけどすっきりする」(41歳女性)
・「アロエを首に巻いて寝る」(61歳男性)
去年からの花粉症対策はマスクに一工夫
・「鼻うがいをする」(46歳男性)
・「乳酸菌が花粉症によいと聞いたので、なるべく毎日ヨーグルトを食べるようにしました」(46歳女性)
・「レンジで温めたホットタオルを目に当てます、なんとなく痒みが弱く感じます」(34歳女性)
・「花粉症用のマスクを2重に着用して、徹底的に花粉をガードする」(37歳男性)
・「外に出る前にマスクにハッカ油をかけると、鼻が通って気持ちいい」(46歳男性)
100均グッズで色々試して最善策を見つける
命に関わるような重篤な症状でなくても、毎日毎日、不快な症状が続けば、大変なストレスになることは明らかなこと。しかも、コロナ禍で我慢しなくてはいけないことが増えている現在では、花粉症の症状を人たちの辛さは、爆発寸前というところだろう。
読者の皆さんはそれぞれに、工夫を凝らして対策をしているようだ。今回、ご紹介した100均グッズを試してみて、少しでも辛い症状が緩和できることを願う。
調査時期: 2021年3月10~14日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート