お笑いコンビのアンタッチャブルがMCを務めるフジテレビのバラエティ特番『ツナゲー ~繋げるバトルゲーム~』が、23日(25:35~26:35)・24日(26:25~27:25 ※最大20分遅れの場合あり)の2夜連続で放送される。

  • アンタッチャブルの山崎弘也(左)と柴田英嗣=フジテレビ提供

この番組は、4人1組のチームが様々なゲームに挑戦するというもの。4人で協力して、1つの絵(キャンバス)を完成させる「クリエィティブステージ」、4人で1つの曲をパートごとに分けて歌い、歌唱力を競い合う「カラオケステージ」、お題にまつわる解答をできるだけ多く挙げ、正解を競い合う、「ブレインステージ」など、1つの作業を1人ずつ、回転する解答者ターンテーブル上で順番に交代しながらバトンをつないで完成させていく。

参戦するのは、藤本敏史率いるフジモン軍団「チームマハロ」と、若槻千夏率いる「チーム女子バラエティ」。そして、その勝者に挑むのは次のチャレンジャー・岡野陽一率いる「チーム借金まみれ」だ。

フジテレビと英・ストーリーラボ社が、世界を視野に共同開発した同番組。日本側の企画アイデアに、イギリス側の制作チームからの海外で売るための企画要素を盛り込んだ内容で、放送後、この番組フォーマットを全世界にセールスする。

番組プロデューサーの松本祐紀氏は「視聴率を獲るという指標ではなく、海外でも通用するフォーマットを作りだすという新しい試みは非常にエキサイティングなものでした。当然ながら他国のクリエーターと物作りをするのは初めてで、制作の上で大事にすることの違いや海外で求められるものの具体的な提示など、勉強になることが本当にたくさんありました。このプロジェクトに関わったことにより海外でも通用するキラーコンテンツを生み出したいという気持ちがより一層強くなったので、チャレンジを続けていきたいです」とコメント。

海外担当プロデューサーの小宮隆司氏は「このような形で番組制作することで国内のみならず、成長を続ける世界のエンタメ市場のニーズに応えることができると思います。そしてこの番組を皮切りに様々なことにチャレンジしていきたいと思います」と意気込む。

ストーリーラボ エンターテインメント部門 上級副社長のフォティニ・パラスカキス氏は「私たちは、このプロジェクトがオンエアされることをうれしく思い、そして間もなく世界に向けて発売できることを楽しみにしています。フジテレビとのパートナーシップは、業界で高い関心を集めています。日本のバラエティ・フォーマットへの需要がグローバルエンタテイメントの世界で高まっていることを表していると思います」と期待を寄せている。