「世のため人のため」と、自分を犠牲にして頑張っているあなたへ。少しだけ足を止めて、自分の幸せを見つめ直してみませんか?

カレー坊主さん(@curry_boz)が投稿したこちらのツイートをご覧ください。

まずは自分。慈しみや愛は、まず自分のコップに注ぎたい。溢れ出た慈しみを少しずつ知人や大切な人、世界にひろげていくイメージ。逆になると、自分が空で浮いてしまう。まず、自分。
(@curry_bozより引用)

慈しみの心の注ぎ方……、こうして図にされると、とても分かりやすいですね。この投稿を見た人からは、「ええこと言うな〜」「沁みます……」「分かりやすさがこの上ないです」「大切な教えをご教示いただき、ありがとうございます」といった声が続々と寄せられていました。

カレー坊主さんによると、この図は、仏教の伝統的瞑想法「慈悲の瞑想」をベースにしたものだそう。慈悲の瞑想では、「まず自分の幸せを願ってから、自分の親しい人→世界中の人→自分が嫌いな人という順番で幸せを願う」というもの。

「自己犠牲」という言葉がありますが、自分のことを後回しにして「世のため人のため」と動いたことで、いつの間にか自分が不幸せになってしまっては、元も子もありません。「他のためにを擦り込まれて実践して来ましたが、自分を蔑ろにしすぎて疲弊してしまいました」というリプもありました。それでは意味がありませんし、のちのち助けたことを後悔したり、人の幸せを妬む心が生まれてしまうかもしれませんね。

他人の幸せを願う前に、まずは自分から。なにかと大変なことも多い昨今ですが、まずは自分を幸せにするところからはじめてみてはいかがでしょう?