2013年に解散したFUNKY MONKEY BABYSが11日、TBS系音楽特番『音楽の日』(19:00~)に生出演。8年ぶりに一夜限りの復活を果たし、楽天生命パーク宮城から3曲熱唱した。
2004年にグループ結成し、数々のヒットソングを送り出してきた FUNKY MONKEY BABYS(ファンキー加藤、モン吉、DJケミカル)は、2013年にDJケミカルが実家である寺の住職を継ぐため、これまでのように音楽活動が続けられないことを理由にファンに惜しまれつつも解散。以降はそれぞれの道を歩んでいたが、震災から10年、再び3人が集結した。
『音楽の日』だけの一夜限りのスペシャルライブは、楽天生命パーク宮城から生中継。パフォーマンス前、加藤は「3人そろいました」とあいさつ。「ちょっと緊張しているんですけど、素敵な舞台を用意していただいたので、3人で一生懸命歌っていけたらいいなと思っています」と意気込み、司会の中居正広から「よく集まってくれました」と言葉をかけられると、「ケミカルが住職で忙しい中、『僕出ます』と決断してくれたので、それが大きかったと思います」と答えた。
そして、「ありがとう」「あとひとつ」「ちっぽけな勇気」の3曲を全力でパフォーマンス。加藤は「本当に素敵な舞台でしたね。東北の空の下で歌うことができて幸せでした。本当にありがとうございました」と感謝した。
FUNKY MONKEY BABYSの出演時、今年東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰した田中将大選手も生出演。2013年、東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設9年目にして初の日本一に輝いたとき、巨人との優勝をかけ最終決戦となった第7戦、9回裏にエースの田中選手がマウンドへ。その時、スタジアムのファンたちは田中選手の入場曲であるFUNKY MONKEY BABYSの「あとひとつ」を大合唱した。
そんなFUNKY MONKEY BABYSと田中選手の共演が『音楽の日』で実現。田中は「またこうしてFUNKY MONKEY BABYSがこの楽曲を歌っている姿を見ることができてすごく感激しましたし、『あとひとつ』を聴いているときはあのときの光景をすぐ思い出しましたし、胸にくるものがありました」と語った。
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