俳優の玉木宏が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(4月スタート、毎週木曜21:00~)に、段田安則、馬場徹、渡辺大知らが出演することが11日、明らかになった。

  • 『桜の塔』キャスト第3弾=テレビ朝日提供

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(19年、日本テレビ)で東京ドラマアウォードグランプリなど数々の賞を総なめにした脚本家・武藤将吾氏脚本のオリジナル作。刑事ドラマだが、王道の犯人VS警察ではなく、警視総監を目指して巻き起こる組織内のパワーゲームに焦点を当てた人間ドラマを描く。

出世のためにはどんなに汚い仕事も遂行する警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を演じる主演・玉木を中心に、広末涼子、岡田健史、仲里依紗、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ら豪華キャストが集結する本作。新たに、“桜の塔”のトップに君臨し、絶対的権力を持つ警視総監・荒牧雄彦役に、段田の出演が決定。また、漣の同期で、出世レースのライバルである警視庁警備部の警視として、漣に何かと突っかかる新垣広海役を馬場徹、一見温厚な頭脳派である馳道忠役を渡辺大知が演じる。

富樫遊馬(岡田)と共に、警視庁捜査一課の水樹爽(広末)率いる「水樹班」の一員として、事件捜査にまい進するノンキャリ刑事・高杉賢剛と轟啓一に、長谷川朝晴と駒木根隆介。そして、漣ら警視庁の面々が通う銀座の高級クラブ「S」のホステス・及川明深に、井本彩花をキャスティング。

漣は幼少期のある出来事がきっかけで警視総監を目指すようになるが、小学生時代の漣を、注目のイケメン子役・小林優仁が務めることも発表された。現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主人公・渋沢栄一の幼少期を演じた小林。繊細な演技力が必要とされる数々の回想シーンに挑む。

さらに、岡部たかしが漣の父・上條勇仁を、小松和重が漣の幼なじみである爽の父・水樹鉄朗を演じることも決定。漣に「あまりにも大きすぎる影響」を与えた勇仁、漣の「警視庁内では決して見せない顔」を引き出す鉄朗の存在にも注目だ。