マイナビは3月8日、「マイナビ2022年卒大学生広報活動開始前の活動調査」に関する調査結果を発表した。調査は2月1~12日、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生3,599人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「インターンシップ応募・参加割合と平均応募社数・参加社数の推移」を見てみると、「インターンシップに『応募・申し込みをした』学生」(92.5%)、「参加した学生」(84.5%)となり、過半数の学生が夏までに就職活動の準備を始めていた。

  • インターンシップ応募・参加割合と平均応募社数・参加社数の推移

そして、インターンシップ参加者に「参加したインターンシップの開催形式」を尋ねると、「参加したのはWEB形式のみ」(33.9%)、「WEB形式に参加した経験の方が多い」(43.1%)、「WEB形式と対面形式のどちらも同じ数だけ参加した」(10.5%)、「対面形式に参加した経験の方が多い」(7.5%)、「参加したのは対面形式のみ」(5.0%)となっている。

  • 参加したインターンシップの開催形式(参加者限定)

また、「インターンシップ以外の就職活動準備の開始時期(活動した学生)」を卒業年別でみると、22年卒は「9月以前」(54.6%)、「10月以降」(45.4%)となっている。

  • インターンシップ以外の就職活動準備の開始時期(活動した学生)

さらに、「インターンシップ以外の就職活動の準備を行った理由」の上位を見ると、「早く就職活動を始めなければという焦りがあったから」(30.5%)、「就職活動に対する不安を少しでも減らしたかったから」(25.6%)、「自分が魅力を感じる企業を早く見つけたかったから」(12.0%)、「自分がどんな業種に魅力を感じるのか早く知りたかったから」(10.8%)、「周りが始めたので何となく」(7.6%)、「志望企業が決まっており、その情報を早く集めたかったから」(4.8%)という結果だった。

  • インターンシップ以外の就職活動の準備を行った理由