デジタルシフトは2月24日、企業の人事担当者・経営者400名を対象に実施したアンケート調査「新卒社員の在宅勤務によるストレス状況」の結果を発表した。

調査の結果、新卒社員が在宅勤務(リモートワーク)で悩みやストレスを感じている様子が「多くあった」「少しはあった」という回答の合計が86.3%となった。新卒社員の在宅勤務での「ストレス問題」は大多数の企業での課題になっていると言える。

  • あなたの会社の2020年度の新卒社員は在宅勤務によるストレスや悩みを感じている様子があったか 資料:デジタルシフト

新卒社員の在宅勤務(リモートワーク)によるストレスや悩みに効果的と思われる施策を聞いたところ、第1位は「業務外コミュニケーションの場の設定(52.3%)」となった。これに、「リフレッシュできるツール・場の提供(42.8%)」「ストレス・悩み相談窓口の設置(41.3%)」が続いており、「仕事の場を離れたコミュニケーションの場」がストレスに対して効果的という回答が目立った。

今回の調査の結果を受け、同社は日本駐車場開発のグループ会社である藤和那須リゾートと協業し、那須の大自然の環境の中で仕事ができるワーケーションサービスの新プランとして、4月1日より「メンタルヘルスケアプラン」を開始する。